円高ですね
どーも。
たまにはまじめな話でも・・・。
強烈なドル安・円高が進んでいます。本日の14時前にドル円相場は一時1ドル=86円28銭と、約14年ぶりの円高水準を記録しました。
基本的な背景は、「円高」と言うよりは「ドル安現象」だと言えます。「14年ぶりの円高・ドル安」以外に、ドル安圧力の強さを示す象徴的な事例としては、以下の理由があります。
(1)ユーロドル相場が一時1ユーロ=1.5145ドルと年初来高値を更新した。
(2)ドルスイスフラン相場が一時1ドル=0.9911フランと、1対1の等価交換を割り込んだ。
(3)金価格が大幅に上昇し、1トロイオンス=1194ドルと過去最高値を更新した。
などが挙げられます。
ここにきてのドル相場は対主要通貨に対して全面安になっている他、金や原油などの国際商品に対してもドルの価値は下落しています。要するに、現在はドル以外のものが殆ど全て買われているという展開であり、まさにドル売り一色という状態になっています。
ドル売りの背景とされているのは、以下の2点です。
(1)米国の超低金利の長期化観測
(2)FRBのドル安容認観測
などですが、これらはいずれも、既にそれなりに市場で認知されていて「使用済み」の材料だという印象は拭えません。使い古しだと思われていた材料が、ここに来て急に神通力を発揮してきたように見えるのは、いわゆる「蒸し返し現象」と言われるもので、「ユーロドルの1.50台」「ドルスイスの1.00台」「ドル円の88円台」など、最近堅いと思われていたレベルで、「この水準ならドルを買っても大丈夫」という値ごろ感からドル買いに回っていた向きが、あきらめて売りに回る、ないし強制的に売り手側に回らされるまでに、相応の時間を要したということが原因だと考えられます。この他、昨日今日のタイミングとしては、米国の感謝祭前の薄商いだったので、相場の振れが大きくなりやすかった面もあったと思います。
最近のニュースでは「デフレ」というフレーズが飛び交っていますね。先日社長と話した際、「モノの値段が下がったととるよりも貨幣価値が上がった」ととればもっと良い点が見えてくる・・。
視点を変えると違う面が見えてきますね。。
ドル建ての生命保険に加入しているモリカワでした。
2009年11月26日 21:23




