福岡市に隣接していることにより、昭和50年代からはベッドタウンとして人口を増やしてきたこの町は、昭和30年代頃までは石炭産業が盛んでしたが、その後は衰退して商業や都市近郊農業が中心的な産業として行われています。粕屋町は交通の便が良いことが特長になっており、九州自動車道の福岡ICがある他、国道201号線や福岡外環状線が通っていて車での移動が便利にできる立地です。鉄道も発達しており、JR篠栗線とJR香椎線が通っていて町域内には6つの駅があり、博多駅までは10分ほどで行けるという利便性の良さを備えています。その他に福岡空港や博多港も近い位置にあり、車で15~20分で移動することができます。粕屋町にある教育機関としては、福岡県立福岡魁誠高等学校や粕屋中学校、粕屋東中学校などが挙げられます。小学校は4つ、保育園や幼稚園も多くあり、子育てにも向いている地域です。