成り立ちは1982年に福岡県西区を分割して、西区、早良区、城南区に再編成されたことが現在の早良区の始まりになりました。もともとの早良郡早良町地域が大正時代から福岡市が政令指定都市になった1975年までに順次編入されていった経緯から見れば、原点回帰した区域といってもいいでしょう。北部は福岡の屋台骨とも言える中央区に接しており主要交通機関はこぞって揃い、西新に代表される繁華街、シーサイドももちに代表されるウォーターフロント、ベイエリアを抱え、福岡副都心・福岡新都心の様相を醸し出しているのが特徴です。福岡市の行政区の中で最も面積が大きく、南北に広い立地のため、福岡の他市や区だけでなく佐賀県の各市とも隣接しています。ベイエリアには古くからの史跡やエピソードが豊富です。古くは元寇から日本を守った防塁、新しくはサザエさんで有名な長谷川町子さんが百道に疎開、百道浜の散歩中に登場キャラクターの名前を発案したことでも有名です。