地理的には名古屋市の北側に位置し、複数の幹線道路や高速道路が通ることから、愛知県内でも有数の交通要衝としても知られています。かつては米や桃の生産地としても非常に有名でしたが、現在ではその交通インフラの良さから、様々な物流拠点施設や大型工場が市内に進出しています。そしてまた小牧市内には歴史的な建造物や文化的施設が豊富です。具体的には、三ツ山古墳群や大山古墳群など古墳時代に作られたいくつかの古墳が点在します。また、かの織田信長が初めて築城した城として知られる小牧山城があります。そのため城下町としての景観が現在も色濃く残っています。江戸時代には上街道小牧宿として整備され、やはりその名残と言いますか、市内の至るところで古い家屋や商店が見受けられます。小牧市はまさに歴史のある街といえます。街の特産物としては名古屋コーチンが最も有名です。その肉厚で噛み応え抜群の食感、噛めば噛むほど旨みがジューシーににじみ出るのが最大の特徴です。小牧駅前には、街のシンボルとして名古屋コーチンのモニュメントも設置されています。