豊明市は、国道1号線や国道23号線が通っています。また、伊勢湾岸自動車道や名鉄名古屋本線が市内を通過しています。鎌倉と京を結んだ東海道の両村駅や、鎌倉街道の沓掛宿があり、旧東海道が豊明市の地域を通過していました。また、永禄3年(1560年)には桶狭間の戦いがあり、主戦場となった桶狭間古戦場伝説地があります。そして明治22年(1889年)に、町村制制定により、愛知郡沓掛村と豊明村が成立しました。その後、明治39年(1906年)に沓掛村と旧豊明村の合併で、豊明村となりました。昭和32年(1957年)には、町制施行し豊明町となりました。昭和47年(1972年)に愛知県愛知郡豊明町が市制施行して、豊明市となりました。また、豊明市は台地と低地からなっており、北部には二村山があります。名古屋市に隣接している豊明市は、1996年に開場した愛知豊明花き地方卸売市場があることでも知られ、アジア最大の鉢物取引量を有すると言われています。