人口は約16万9千人と県内では9番目にあたります。抹茶の産地として有名で、安城市と合わせ西尾茶と呼ばれる碾茶が生産されています。蒸した茶葉を碾茶炉でよく乾燥させて製造するもので、集中力アップやリラックス効果のあるテラニンを多く含みます。西尾茶は品のある香ばしい匂いと、コクの深い確かな旨味が特徴です。現在ではほとんどが食品加工用原料として用いられています。また、西尾市には風情ある古い街並みが残っていて、京都にも似ていることから三河の小京都とも呼ばれています。三河守護であった足利義氏の築いた西尾城の城下町周辺です。西尾城や西尾市歴史公園等では散策しながら土地の歴史を振りかえることが出来ます。小休憩するのに最適なカフェも並んでいて、甘味や軽食を楽しめます。西尾の抹茶を使ったメニューもあることから、西尾市を訪れる観光客にも人気のスポットです。その他西尾市では佐久島や一色産のうなぎがよく知られています。