また、面積は約6km2しかなく、最も小さな町になっています。昭和47年(1972年)に町制が敷かれました。豊山町は愛知県の北西部、濃尾平野の中央に位置しており、名古屋市北区に隣接する住宅地です。第2次世界大戦末期に陸軍小牧飛行場が完成し、戦後は中部を代表する名古屋国際空港になります。平成17年(2005年)に中部国際空港が開港されたことで、名古屋国際空港は県営名古屋空港に変わり、コミューター航空や国際ビジネスジェットを扱う拠点となりました。近年は三菱重工業の小牧南工場を中心にした、航空産業の集積地として注目を集めています。国産初のジェット旅客機MRJ(三菱リージョナルジェット)の最終組立工場も町内に立地しています。昭和58年(1983年)に名古屋市中央卸売市場北部市場が町内に設置されました。また、昭和60年(1985年)以降、社会教育センターを始めとした生涯学習施設が整備されています。交通面に関しては、平成14年(2002年)に名古屋市や小牧市と結ぶとよやまタウンバスが運行を開始しました。また、豊山町は最近引退したイチロー選手の出身地でもあります。