東区は、名古屋市において都心部を構成する行政区です。名古屋市内で面積が最も小さいのが特徴です。ドーナツ化現象により一時期人口が減りましたが、大曽根駅周辺の再開発やマンションの建設により人口が再び増えました。位置的に名古屋城の東に位置するため、かつては武家屋敷が立ち並んでいました。大正時代には大規模な工場が建設され、産業地帯として発展しましたが、昭和から平成にかけて相次いで閉鎖になりました。こうした閉鎖した工場の跡地を利用してナゴヤドーム、ナゴヤドーム前イオンなどが建設されました。名古屋市の中でも東区は中心部ということもあり、交通機関はとても充実していて、名古屋市営地下鉄(桜通線・東山線・名城線)・JR東海(中央本線)・名古屋鉄道(瀬戸線)の鉄道3路線と名古屋ガイドウェイバス(ゆとりーとライン)があります。東区を代表する観光スポットにオアシス21があります。芝生が特徴的な緑の大地や定期的にイベントが開催される銀河の広場と呼ばれる2つの公園や商業施設、バスターミナルがひとつになった複合施設です。