1958年市制施行し、2005年祖父江、平和の2町を編入しました。JR東海道本線、名古屋鉄道本線、同尾西線、国道155号が貫通しており、近くには名神高速道路一宮インターチェンジがあります。開拓の歴史は古く、尾張国の国府所在地となり、国分寺は矢合にありました。江戸時代以来は、濃尾平野のナスビ、ホウレン草などの野菜の栽培の中心で、矢合は植木、苗木の大産地です。愛知県植木センターがあり、4月のイベントとして植木祭りが行われます。近代の発展を窺い知れる歴史的施設として、日本三代操車場の一つでJR稲沢操車場がありましたが、縮小され、跡地利用が検討されています。また、名古屋市から進出した工場も多いです。国府宮尾張大国霊は尾張総社で裸祭りが有名です。矢合観音は厄除けとしていまも参詣者がとても多いです。国の重要文化財としては国府宮の楼門、拝殿や万徳寺、性海寺の多宝塔、などの仏像があり、歴史の町とも言えるところがあり、最高の観光地でもあります。