市内には庄内川を始めとして五条川、新川など複数の河川が流れています。清須市は織田信長の居城、清洲城があった地として有名です。清州城は1405年に斯波義重によって築かれました。信長の居城となった後は、清須は「東海の巨鎮」と呼ばれるようになりました。本能寺の変で信長がこの世を去ると、清洲城で織田家の後継者や領地の配分を決めるための会議が開かれました、これが世に言う清洲会議です。清洲城は名古屋への遷府に伴い廃城となり、現在は土塁の一部しか残っていません。1989年には模擬天守が建造されました。清須市の中心駅は名鉄名古屋本線と名鉄津島線が乗り入れる須ヶ口駅です。その他に市内には名鉄犬山線、JR東海道本線、東海交通事業城北線が通っています。「きよすあしがるバス」と呼ばれるコミュニティバスも運行されており、未就学児は無料で乗車できます。清須市の特産品に宮重大根があり、青首大根のルーツとも言われています。1945年頃に一度は途絶えましたが、平成に入って宮重大根純種子保存会が設立され、昔ながらの宮重大根に近い大根が復活しました。