7世紀後半の木簡にちりふ(知利布)と書かれていたことから、7世紀あたりから知立という地名が定着していたことが窺えます。 知立神社の門前町として古くから栄えていて、112年の知立神社創建から知立の歴史が始まったと言われています。江戸時代には東海道の宿場町として栄えたこともあり、その名残として知立市内には国道1号線や国道23号線、国道155号線、国道419号線といった幹線道路があります。 知立の名産品は大あんまきとなっていて、1889年に小松屋本家創業者が考案したとされています。古くから知立神社の参拝客に人気の品とされています。知立市はまた、知立祭りも有名で、その歴史は1653年からと長いのが特徴です。祭りで行われる人形芝居、知立の山車文楽とからくりは国の重要無形民俗文化財、ユネスコ無形文化遺産に指定されています。 鉄道駅は名鉄の知立駅が中心で、名鉄名古屋駅まで約20分と名古屋市内へのアクセスが良いことから、知立はベッドタウンとしても有名です。