中部地方最大規模のターミナルである名古屋駅を擁し、新幹線や近鉄、名鉄、名古屋市営地下鉄、名古屋臨海高速鉄道と多くの路線が行き交っています。そのため、近隣の三重や岐阜のみならず、関東地方や近畿、四国、九州地方からのアクセスが良好なのが特徴です。中村区はかつて、戦国時代には尾張国愛知郡中村郷中中村という地名で呼ばれていて、豊臣秀吉、加藤清正生誕の地として有名です。中村区の町名に日吉、豊臣、本陣といった地名があるのは豊臣秀吉に関連しているからと言われています。ちなみに中村区にある常泉寺は豊臣秀吉の、妙行寺は加藤清正の生誕地としてそれぞれ伝えられています。中村区は名古屋市の新都心としての一面もあり、リニア中央新幹線開業に伴う大規模開発行われているほか、名古屋駅前のJRセントラルタワーズやささしまライブ24、ミッドランドスクエアといった複合施設・ビジネス街、ZeppNagoya、名古屋四季劇場といった文化施設などがあり、賑わいを見せています。