名古屋城、久屋大通公園、名古屋テレビ塔、サンシャイン栄、大須といった名古屋を代表するスポットが多く、名古屋の中心部といっても過言ではありません。中区はもともと名古屋区という地名で呼ばれており、名古屋市への変更を経て明治41年に中区を新設。日本初のテレビ塔建設もこの中区であると言われています。葛飾北斎の富嶽三十六景にある尾州不二見原は、現在の中区の一部が描かれているとされています。中区には中部地方のマスメディアが多く集まり、CBCテレビやメーテレ、テレビ愛知、中日新聞社のほか、朝日新聞社の名古屋本社や読売新聞中部支社、共同通信社名古屋支社といった在京マスメディアもあります。また、千種区と並んで大学や専門学校といった教育機関が多く、中部大学や東海学園、名古屋商科大学といった中部を代表する大学が名を連ねています。中区では毎年10月には大須大道町人祭や名古屋祭り、8月には名古屋城夏祭りが行われるほか、大相撲の名古屋場所も中区にある愛知県体育館で行われていて、季節のイベントも盛んであることが窺えます。