俗にいう昭和の大合併で結成された市ということです。当時の愛知県知事、桑原幹根により「江南市」と名付けられました。中国では広い川を「江」と呼称していたといった故事より、木曽川の南に位置している事が由来しています。江南市は工業を核として耳目を集めている都市と言えます。名鉄犬山線江南駅、布袋駅があり、名古屋都心部への通勤・通学者も数多くいます。電気は中部電力、都市ガスは東邦瓦斯株式会社が銘々供給しています。電気の供給が開始したのは江南市設定前の大正時代で、合併前の江南市の4町村のうち、布袋町・古知野町への供給が大正2年5月より開始しました。大正後期には東邦電力の供給領域に盛り込まれました。戦時下の配電調節で中部配電の填補区域となりましたが、昭和26年に中部電力へ継がれて現在に至ってています。また、都市ガスの供給は江南市設置後での昭和32年4月に始まりました。その当時は東邦ガスでなく、津島市に会社の本部を配置する津島ガスが江南市の誘致を踏まえて提供しいました。その後平成17年7月に東邦ガスが津島ガスの江南地区においての任務を譲り渡し受け、現在に至っています。