高浜市があり西三河平野は衣浦湾の東岸に位置する平坦な土地で、大山公園と高浜市役所の土地は比較的高台になっています。衣浦湾の対岸の半田市との間には衣浦大橋が架かっています。1970年12月1日に高浜町が市制施行して高浜市が発足しました。高浜市は、瓦の生産地として有名で産出する粘土を用いた窯業が昔から盛んで、三州瓦生産の中心地となっています。鬼瓦を主とする飾り瓦も有名で吉浜地方では、吉浜人形が作成されています。市全体で「高浜とりめし」を名物としています。春日神社を「御馬塔祭り」は、高浜市指定無形民俗文化財でたくさんの人出で賑わいます。また、「射放弓」も高浜市無形民俗文化財で、お弓奉納の儀として約360年もの歴史を誇るお祭りで、武者姿の若者が厳しい作法にのっとり東西へ白羽の矢を放ちます。それを拾い破魔矢として家に飾る風習があります。近年では、国道419号沿いでめざましい商業の発展がみられます。高浜市の中学生は、三河地方の県立普通科高校の他、調整特例として東浦町の愛知県立東浦高等学校普通科への進学が可能になっています。