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更新日:2021.07.02

ライフプランってなに?住宅ローン返済をシミュレーションして賢く計画を!

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ライフプランってなに?~住宅ローンを無理なく返済するために~

マイホームが欲しい、そう思ったとき何から始めたらよいでしょう。ネットで物件を検索し、月々の返済が仮に〇万円なら大丈夫そう、と思うこともあるかもしれません。

しかし、住宅は大きな買い物です。住宅ローンは何十年もかけて返済していくことになります。だからこそ、長期の見通しを立てることは重要です。

今回は、そんな長期的な考え方である“ライフプラン”から見る住宅購入、住宅ローンについて考えていきます。

ライフプランとは

ライフプランとは「生涯にわたって充実した生活を送るための人生設計」です。

人生を有意義なものにするための生活基盤には「家庭経済」と「健康づくり」が重要です。そのなかでも「家庭経済」つまり人生のキャッシュフローは日常生活を支える基盤となります。収支・資産管理の見通しが立つことで安定した家庭を運営でき、より積極的に人生を楽しむことができるのです。

ライフプランが重要視されるようになった背景には、ライフスタイルの多様化と長寿命化があります。多様化が進み、「これが正解」と言えるような生活モデルが失われた現代では自分で人生の選択を行っていかなくてはならず、長寿命化によって定年後の30年ともいわれる期間の資金、生き方も考えなければいけません。

住宅購入とライフプラン

住宅は高額な買い物のため、多くの方が住宅ローンを組み長期にわたって返済をしていきます。その間にもし収支に問題が起これば返済が苦しくなり家計は破綻してしまいます。そのため、住宅購入前に、人生において将来、いつ、どれだけの出費が予定されるかを知っておくことが重要になるのです。

その他の主な支出

ライフプランのなかで大きな要素として挙げられる支出は他に教育費、老後資金があります。

教育費

子どもがいる家庭では教育費の負担が非常に大きくなります。特に大学進学が私立か公立か、自宅から通学するのか、一人暮らしをするのかにもよって大きく異なります。

大学卒業までにかかる累計金額の平均
国立大学 783.2万円
私立理系大学 1109.2万円
自宅外通学者への仕送り額
年間平均90.3万円(月額7.5万円)

出展:日本政策金融公庫 ~令和2年度「教育費負担の実態調査結果」~

老後資金

一時期、老後資金は2000万円が必要だと話題になりました。しかし、誰にでもその金額が当てはまるわけではありません。退職後の収入の柱は公的年金となります。老後資金の自助努力が必要な金額は定年後の期間と公的年金では不足する金額を掛け合わせて求めます。また、公的年金支給が65歳以降であることを想定し、定年後の期間も合わせ余裕をもった資金計画が必要です。

例)65歳以降、30年間の老後資金

              老後資金=毎月の不足額×12カ月×30年

その他にも、自動車や大型家電の買い替え費用や住宅のメンテナンス費用(屋根や外壁の塗装、リフォームなど)、家族での旅行など余暇に使う費用、子どもの結婚や住宅取得費用の援助など大口の支出として想定しておきましょう。

住宅購入のタイミングは?

住宅金融支援機構が提供する資料によると、住宅ローン「フラット35」の中心的な利用年齢層は30代となっています。しかし、住宅購入のタイミングや理由は人によって様々です。結婚、出産、子どもの進学、定年退職、親との同居など、自分のライフプランに合わせて考えましょう。

ライフプランを作成しておくことによって、補助金や税制度が変わった際にも今住宅購入をすべきか、頭金を貯めておいた方が良いのか、比較をする場合にも役立ちます。

【関連記事】住宅購入をするタイミングっていつ?迷っている方のお悩みを解決!

住宅ローンを借りられるのと返済できるのは違う!

住宅ローンの借入額は「借入可能額」ではなく、長期的に見て「返せる額」であることが重要です。借入額を大きくすると、返済負担が大きくなりマイホーム貧乏に陥ってしまう危険も。

住宅ローンの適正額は家族構成やライフイベントによっても異なりますが、返済額を除いた費用(住宅購入後にかかる管理費用や固定資産税など)を合わせた年間総住居額が手取り収入の25%以内であるか、現状の無理のない家賃くらいが目安と言われています。

また、住宅購入時には物件の価格の他にも物件価格の1割程度の諸費用が掛かります。購入時の初費用と毎年の住居費が適正額に収まっていなければいけません。

【関連記事】建売住宅を購入する際の諸費用を紹介

ライフプラン表を作成してみる

ライフプラン表の一例をご紹介します。このように、年次ごとにライフイベントや支出を記入していきます。

ライフプラン表

不動産会社を含め、銀行や保険会社のファイナンシャルプランナーのサービスはどうしても中立の立場とは言えないため、不安に思うこともあるでしょう。そんな際は自身で収支を確認し、ライフプラン表を作成してみてはいかがでしょう。ライフプランを作成できる無料ツールやサービスもありますから、ぜひ挑戦してみましょう。

ライフプランで将来の計画を立て人生を楽しみましょう

ライフプランニングは自分の価値観や人生観を知る上でも大切な作業です。住宅購入においても希望が明確になり条件の優先順位付けに有効でしょう。そして、ライフプランは作成して終わりではありません。プランに変更があれば都度見直して、人生に訪れる様々な選択に役立てていきましょう。

お金の流れ、価値観を把握し理想の暮らし、人生を実現していく、それがライフプランの役割です。

参考図書:よりよい未来のために今日からはじめるライフプラン 令和元年度版 一般財団法人 地域位社会ライフプラン協会

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