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家作りは3回目でやっと満足いく住宅ができるといいますが、あまり現実的ではありませんよね。
「こうすればよかったなあ」という後悔を少しでも減らすために、おススメの間取りと失敗しがちな間取りをまとめました。ぜひ参考にしてみてください!
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間取りを決める際に考えるべきことは?
住宅の間取りを決める際に、遠慮は無用です。懸念されることは残さず伝えましょう。
家族構成
子供部屋の数はもちろん、リビングの大きさや畳部屋の有無など家族構成によって必要な部屋が異なります。 将来同居の予定がある場合は事前に伝えておくと良いでしょう。
優先したいこと
注文住宅は自由に設計できるのが最大のメリットですが、あれもこれもと詰め込むと逆に使いづらい間取りになってしまうことも。何を一番優先するべきなのか家族でしっかり話し合いましょう。 具体的な内容でなくても、「家族との時間を一番に考えたいよね」「好きなものに囲まれる空間にしたい」など抽象的なもので大丈夫です。
動線
炊事・洗濯・掃除など家事のしやすさを考えた家事動線は意識すると子育てもしやすくなります。 また、お仕事や学校へ行くときに家の中で渋滞が起きないように通勤動線も大切です。 トイレやキッチンなど水回りに関する衛生動線では、音や匂いなどが2階への影響がないかなど考えるようにしましょう。 来客動線は、プライベート空間を来客者に見えないようにすることがポイントです。 家事動線・通勤動線・衛生動線・来客動線のすべてを叶えるというよりも、どれに重きを置くか優先順位を決めて間取りを決めるとバランスが取れます。
拡張性
まだお子様が小さい間は、どこにいても存在を感じられる空間にしたいですよね。しかし、中学生以降となると家族間でもプライバシーは必要になってきます。 子供の成長やライフスタイルの変化に合わせて部屋の間取りが簡単に変えられる仕組みにしておけば、ずっと快適に過ごすことができます。
間取りを決める際のおすすめ
いざイチから間取りを決めるとなると、どんな間取りが自分に合っているのか分からない方が多いです。 そこで、先輩施主様を参考に、どんな間取りが人気かいくつか事例を紹介させていただきます。
オープンキッチン
リビング・ダイニングとの間に壁やカウンターなどの仕切りを作らずに設置されたキッチンです。 LDKを開放的な空間にすることができ、家族との距離を近く感じられるため近年人気の間取りです。 ただし、匂いや煙がリビング内にもこもりやすいため換気扇を高性能のもにしたりディスポーザーを設置するなどして対策もお忘れなく。
リビング内の玄関
リビング内に玄関?と思われる方も多いかと思いますが、「敷地が狭いけど少しでもLDKを広くしたい!」という方には有効な間取りです。また、リビングから外への距離も近いので掃除がラクというメリットの1つです。 ただし、外気がリビング内に入ってきやすいため、玄関との間に1枚扉を作ったほうが良いでしょう。 また、玄関のすぐ傍が道路や道端の場合は、車や人通りが多いため外の気配が気になるという方にはオススメしません。
広い玄関、玄関の収納
DIYが趣味の先輩施主様は、玄関に広々とした土間を設けて作業スペースを作りました。 家の中であれば天気に左右されないため、後片付けもラクです。 また、家族が多ければ多いほど、ウォークインクローゼットはオススメです!ゴルフバックやベビーカーなど外で使うものをそのまま収納できます。また、コートを掛けておくスペースを作れば、お客様の大切なコートを掛けておくこともできます。
子ども用の広いスペース、子ども部屋
秘密基地のようなスペースをリビング内作ることで、おもちゃがリビング内に散らかるのを避けることができます。 子供たちが成長した後は物置部屋として使うことができます。もしくは、ペットのお家にするのもいいかもしれませんね。
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失敗しがちな間取り
何度も考えて設計した家だけど、住んでみて始めて分かるということも・・。 「こうすればよかったなあ」というよくある失敗例をいくつかご紹介致します。
キッチンのにおい
「家族の気配を近くに感じるように」と、吹き抜けを選択する方は多いですが、カレーやニンニク料理などの匂いがするものまで2階へと伝わってしまうことがデメリットとして挙げられます。 そうならないように、匂い対策はしっかり行っておきましょう。換気設計を怠らなければ、匂い移りのリスクを減らすことができます。
日当たり
明るい解放感のあるリビングにするために大きな窓を設置したい!という方も多いですが、夏は暑すぎるし、外からの視線が気になって結局カーテンをずっと閉めている・・なんてことも。 窓を高い位置に設置することで、外からの光を取り入れつつプライバシーを確保することができます。 また、地域にもよりますが今は冬の寒さ対策よりも熱中症対策をしたほうがいいかもしれませんね。
収納の配置
収納棚を造作すると予算が上がってしまいますが、後から棚を入れてみたら入らなかったという事例もよくあります。 持ち込みたい家具がある場合は、家具の大きさに合わせて設計してください。 また、この収納には何を入れるのか事前に決めておくと空間を無駄なく使用することができます。
音の響き方
におい周りと同じ原理で、吹き抜けの住宅は1階のテレビの音や話し声が2階まで響いてしまうというデメリットが挙げられます。音や匂いに敏感な方は吹き抜け部分を小さくしたり、吸音ボードやカーテンを付けるなどすると、多少軽減することができるでしょう。
コンセントの配置
よくある失敗例の第1位かというほど、コンセントの配置に失敗する方が多いです。 キッチン周りのコンセントが足りなかった、 使いづらい位置に作ってしまった、 家具の大きさを測っていなくてコンセントが隠れてしまった、などなど。 部屋の対角線にコンセントを2つ付ける、キッチン周りは電化製品の数に合わせて設置する、など 家電の数と掃除の動線上に設置すると失敗は少なくなります。
家族構成、住居別おすすめの間取り
家族構成別
冒頭で、はじめに家族構成を伝えるべきとお伝えしましたが、家族構成によってどのような点を気を付けるべきでしょうか。
共働き
共働きの場合は、朝の通勤・通学で洗面台や玄関が渋滞する可能性があります。また、家事も分担しやすくするために家事動線と通勤動線に考慮した間取りにしてはどうでしょうか。2階にも洗面台があると渋滞を軽減できそうですね。
子育て世帯
共働き世帯と重なりますが、子育て世帯は特に家事動線と衛生動線に気を配りたいところ。 小さなお子様にとってキッチンはたくさんのモノに溢れて魅力的な空間ですが、危険がたくさんあります。 ゴミはすぐに外へ捨てられる動線にするなど工夫しましょう。
シニア
子育てを終えられたご夫婦の場合、平屋を選択する方が増えてきています。 廊下を少なくすることで、各部屋までの移動距離を削減することができます。
2世帯
1階に親世帯・2階に子世帯のように横割りで分けることでプライベート空間を保ちつつ、家族を傍に感じながら暮らすことができます。 また、もし予算がある場合は完全分離型タイプにすることで、将来賃貸などで活用することも可能です。
住居別
次に、住居別ではどのような特徴があるのかまとめました。
平屋
1階にすべて集約されているので、移動も楽で家事がしやすい住宅です。 高さがない分台風や地震には強いですが、水害には合いやすいというデメリットがあります。
3階建て
狭小地でも収納や部屋数を確保することができるため、都心部などでよく建てられます。 ただし、階段の上り下りが日々発生するため、家事動線は同じ階で完結させるなど工夫したほうが良いでしょう。
バリアフリー
車椅子やお年寄りの方と同居される場合はバリアフリーはオススメです。また、小さなお子様がいるご家庭でもお子様が転ぶリスクを減らす事ができるため安心ですね。ただし、住民がどのような補助が必要となるのかしっかり建築士に相談した上で設計するようにしましょう。
愛知県・名古屋エリアで新築住宅の購入は
注文住宅は0からの設計になるので、楽しくもありますが大変なこともたくさんあります。 ずっと住み続ける家だからこそ失敗も妥協もしたくないですよね。ご家族はもちろん、将来設計や予算ともきちんと相談しながら楽しく設計をしていきましょう。
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