この記事は1年以上更新されていません。内容が古くなっている可能性がありますのでご注意下さい。
この前テレビで注文住宅特集を見たんだけど自分の思いが形になっていくの楽しそうだった!!僕も注文住宅建てたいな〜
色々選んだりする時間が楽しいよね
でもお金もかかるし…できれば安く抑えたいんだよね~
良い方法ないかな?
じゃあ予算内に収まるお家はどれくらいの性能・大きさなのか見てみよう!
\ ナカジツの高品質住宅『アソビスミカ』 /
目次
注文住宅の費用内訳
注文住宅の購入費用は大きく分けて3つあり、土地、建築費、手続き費用です。その中でも土地と建築費の割合をどのように分けるかで建物が大きく変わります。
立地も建物もどちらも選び難いですが、どちらに比重を置くかを事前にしっかり決めておくとハウスメーカーを選ぶ基準にもなるのでオススメです。
土地
地域にもよりますが、予算の中で多くの割合を占めるのが土地代です。 特に都心部や通勤に便利な場所は高額になる傾向があり、そもそもあまり土地が出回らなかったり狭小地であることも珍しくありません。 人気エリアで広さも十分あるのに比較的費用が抑えめな物件を見つけたとしても、地盤改良などの工事費用が高額で結局は相場とあまり変わらないなんてこともよくあります。
また、親族から土地を譲ってもらう場合や、すでに所有している場合は土地代は不要ですが、インフラ整備などの追加工事は必要になることが多いので、まったく費用がかからないということはあまりないかもしれません。
建築費
基礎工事や外構工事・設備工事など、建築に必要な全ての工事費用で、大体3000万円台が平均です。 ただ、大手ハウスメーカー・建築設計事務所・地域の工務店など、どこで建てるかによって費用が変わります。 家を複雑な形にしたり家具を造作したりすると費用はその分高くなりますが、妥協ばかりではせっかくの注文住宅の良さが無くなってしまいます。
費用をかけるところ・かけないところでメリハリをつけることが大切です。 後ほど低コストに抑えるためのポイントをお伝えします!
手続き費用
住宅を購入した場合は建物の登記費用や不動産登記など登記費用がかかります。 その他、地鎮祭・ローン事務手数料・ローン保証料などなど。 (あらかじめ土地を所有している場合は不動産登記は不要です。) この手続き費用は注文住宅に限らず、住宅を購入した際は一律にかかり、住宅費用に対して10%ほどです。
その他費用
注文住宅の購入費用ではありませんが、家具家電代も忘れてはいけません。 すべて買い替える予定という方は100~150万円ほど予算取りしたほうが良いでしょう。
注文住宅の相場は?
注文住宅の相場、というか他の人がどれくらいの金額をかけてマイホームを建てているかは気になるところですよね。注文住宅と言っても大きな庭やガレージがあるような豪邸から、土地がありローコスト住宅を建てるといったものもあり、事情は様々でしょう。
住宅面積や建設費の全国平均
面積や建設費の相場を地域別で比較してみましょう。
※参考)住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」
全国 | 126.8㎡/3,395万円 |
首都圏 | 125.3㎡/3,694万円 |
近畿圏 | 127.5㎡/3,504万円 |
東海圏 | 128.1㎡/3,458万円 |
その他 | 127㎡ /3,228万円 |
全国 | 112.2㎡/4,113万円(+718万円) |
首都圏 | 106.2㎡/4,775万円(+1081万円) |
近畿圏 | 111㎡ /4,227万円(+723万円) |
東海圏 | 115.1㎡/4,107万円(+649万円) |
その他 | 114.8㎡/3,762万円(+534万円) |
建物のみを購入する場合と土地+建物を購入する方とでは平均718万円の乖離があり、地域別で費用が大きく異なります。
また、14㎡(4坪)ほど敷地が小さくなっているため土地から購入する場合は土地の大きさや建物の設備を抑えていることがうかがえます。
ナカジツの本社がある東海圏では、名古屋市内や豊田駅周辺(三河)は非常に人気が高く、近畿圏や首都圏に近い数値になることもありますが、知多地方などはそれよりも安価傾向にあります。
自身の予算に合わせて決められるのが注文住宅のメリット
注文住宅はライフスタイルや家族構成、予算にあわせて作ることができるのがメリットです。また、土地探しから行う場合は土地と建物に欠ける予算の比率も重要になります。
予算
上記のトピックスでもお伝えしたように、全国の注文住宅の平均面積は100㎡~120㎡(坪30~40坪)で、価格は3,000万円台が平均です。それを基準にみると、1,000万円や2,000万円は品質が劣っているように思われますが、そうではありません。 低価格・高品質はどのようにして実現するのか?そのカラクリをお伝え致します。
1,000万円台
設備や資材を低コストに抑え、シンプルな外観にすることで1000万円台でも注文住宅を建てることができます。 しかし、コストを抑えるからといって、品質が落ちるわけではありません。 むしろ凹凸がなくシンプルな形の家は土台が安定しやすく、密閉されるため設備を揃えなくても十分快適に暮らすことができます。
2,000万円台
1,000万円よりも予算はありますが、希望を盛り込みすぎても予算オーバーになってしまうのでメリハリを付けて資材や設備を選びましょう。全て希望通りとはいかないかもしれませんが、デザインや設備の選択肢は広がる価格帯です。
3,000万円台
注文住宅を建てる上の全国の平均価格帯です。2,000万円台よりも選択肢がさらに広がるため、プランニングに時間がかかる価格帯です。 高価な設備を搭載したのに、あまり使わなかった、ではもったいないですよね。 今後のライフスタイルを想像しながら家族と話し合うと、プランニングも楽しくなりますね。
4,000万円台
全国の注文住宅の平均面積(30坪~40坪)に対する予算とすると、使用できる設備や資材の幅も広がり一般的な家よりも豪華な家が建築できます。 ただし、少し変わった形の外観にすると長期優良住宅などが取得しにくくなる可能性もあります。デザインか性能か、どこにこだわるかは建築士さんと相談して決めましょう。
30坪や40坪だとどのような建物ができる?(間取りの例あり)
実際どれくらいの金額の差があるの??
土地の大きさによって建物の大きさも変わるから一概にこの金額!とは言えないんだ
確かに40坪でも広い庭が欲しい人は建物金額だけで考えると30坪の人と変わらないかもね!
そうだね。それに設備を最高品質で揃えたら、30坪の土地でもすごい金額になることもあるんだよ。今回は大きさで見てみよう。
30坪
※間口7m(駐車2台)とします。
このような土地の場合、このような間取りが入ります。
※こちらは用途地域・建築条例などは加味しておりません。
2階建ての3LDKが一般的な間取りになります。 1階にLDKや水回りを集め2階を居室にすることで、家族の存在を近くに感じながら生活することができます。
廊下部分を極力減らし、1階には大きな収納、2階の各部屋に大きな収納を持ってくると良いでしょう。
40坪
※間口7m(駐車2台)とします。
このような土地の場合、このような間取りが入ります。
※こちらは用途地域・建築条例などは加味しておりません。
2階建ての4LDKが一般的な間取りです。今回は間取りではLDKに仕切りを入れておりません。(仕切りをつけた場合LDK16帖と4.5帖の部屋になります)
こちらに仕切りを入れてもう1部屋作ることで、祖父母世代の部屋やゲストルームにすることもできます。
50坪
※間口7m(駐車2台)とします。
このような土地の場合、このような間取りが入ります。
※こちらは用途地域・建築条例などは加味しておりません。
2階建ての5LDKが一般的です。今回は土地の間口を制限したため横に広げることができませんが、1階にはLDK+1部屋、2階には4部屋+各部屋に大きなWICが入ります。
もちろん2階を3部屋にすることも可能です。その場合は各部屋の帖数も増え、各部屋の収納だけでなく家族全員のFCLや書斎スペースなどを作ることも可能です。
また土地の間口が広い場合は、洗面所・トイレ・SIC・広い土間を作ることもできます。大家族には嬉しい間取りです。 ただし、トイレが広すぎて子供が使いづらい、リビングが温まりにくいなど広すぎても不便な面が出てきますので、 デメリットを考慮して設備や間取りを決めましょう。
今回は縦長の土地を想定したけど、土地が大きくなればその分建物を建てられるところも増えて、こんな感じにお部屋自体が大きくなります。
すごい!5LDKも建てれちゃうんだ!
土地が大きければその分建物も大きく建てられるんだよ
5LDKはちょっと大きいかな~僕には30坪の間取りが好きかな?
人それぞれ条件は違う(部屋が広い方がいい。部屋は小さくていいから収納が豊富の方がいいなど)と思うから、どんなお家に住みたいのか、今の住んでいる所で困っていることはないか、それを解消するにはどんな間取りが合うのかを考えて選ぶと良いよ。
予算を低コストに抑える10つのポイント
予算の上限はあるけど、一生に一度のマイホーム、あれもこれも実現したい!そうなると、予算を抑えるためにはどんなことが工夫できるのか、気になりますよね。 先輩施主様たちからの声を参考に事例を共有します!
1階と2階で同じ面積にする
家はできるだけシンプルな形にするとコストを抑えることができます。 複雑な形にするとその分、基礎にも負担がかかるため鉄筋を増やす必要があり、費用がかさみます。 一方、長方形・正方形のお家にすると土台もしっかりするため機能的にもコスト的にも良いお家になります。
部屋数を減らす
部屋数を少なくすることで費用が抑えられます。部屋数が多ければその分壁材・ドア・壁紙などの建材が必要になり、予算がかさみます。一つの部屋を2分割できるパーテーションの設置をするなど、家族の人数に合わせて部屋の数を最小限にして無駄な部屋を作らないようにしましょう。
他にも収納スペースを減らす方法があります。各部屋に設けず、1箇所に大きなのFCL(ファミリークローゼット)を設置することで費用を建具の費用を抑えることができます。
水回りをなるべく1箇所にまとめる
水回りをなるべく1箇所にまとめることで、配管工事費用の節約に繋がります。 家中どこでも水が使えたほうが便利ですが、本当に必要かどうか、ご家族で相談してみましょう。
造り付け家具を減らす
インテリアの統一がされ、収納家具のスペースを有効活用できるというメリットから造り付け家具を新築時に設置する人が増えています。
しかし、シンプルなデザインで構造が単純であればそこまで費用は掛かりませんが、こだわりのデザインで構造が複雑の場合、工事に時間がかかり費用が上がる場合があります。
屋根の形をシンプルにする。勾配をゆるくする
屋根のデザインは片流れ、切り妻、寄せ棟などがあります。複雑なデザインほど材料を多く使う為、費用が上がります。勾配がきつい場合も施工面積が増え材料を多く使う為、費用が上がります。そのためシンプルな片流れや切り妻にすることで費用を抑えることができます。
資材などの品質を考える
タイルや無垢材は非常に人気の資材ですが、全面に使用すると費用もその分上がってしまいます。 一部分だけアクセントにタイルを入れたり、1階のリビング部分のみ無垢材を使用するなどして工夫するとメリハリのあるお家に仕上げることができます。 資材や設備には、たくさんの種類があり、グレードによって値段も大きく異なります。 安くても見た目がよいものや機能的に優れた素材もたくさんあるので、高い素材はこだわりたい箇所を絞って使用することをオススメします。
トイレをタンクレスに
人気のタンクレスタイプは見た目もすっきりするためオシャレな空間になりますが、手洗い場を中に作る必要があるため別途水道工事が必要になります。タンク付きとは10万円ほど差が出てくるので、お客様が使用する1階はタンクレスタイプ・2階はタンク付きにするなど使い分けるとよいかと思います。
既製品を利用する
オーダーメイドのキッチンや洗面台は非常にデザインに優れていますが、既製品よりも2~3倍ほどコストがかかることも。 今はリーズナブルでデザイン性が高い商品がたくさんありますので、いろいろなメーカーのショールームに出かけてみてください。
今後交換のタイミングがある部分は安価にする
壁紙や水回りなどは、交換のタイミングがあります。壁紙の張り替えの時期は一般的に5~10年。キッチンや浴室も10年~15年程度で交換のタイミングのため特別なこだわりがなければ費用を抑えれます。そのためあとから交換が難しい断熱性能などを優先して費用をかけるのをオススメします。
予算を先に伝えて見積もりを頂く
予算を抑えて家を建てたい時は、先に建てる予定の住宅メーカーにその旨を伝えましょう。限られた予算がある中で、強引にオプションを提案してくる場合は他の住宅メーカーにもお声がけをしましょう。予算の中で最適なプランをご提案頂ける住宅メーカーを選ぶことで、今後のお家作りもスムーズになってきます。
メーカーの選び方
注文住宅を建てる際は、住宅メーカー選びも大切です。沢山ある住宅メーカーの中から自分に合ったものはどれなのか、何を基準に選べばいいのか。今回は主な3つの選び方をご紹介します。
保証やアフターサービス
住宅品質確保促進法では新築住宅に最低10年の保証を義務付けています。そのため建設してから10年間は快適に過ごせる品質が提供されています。しかし家の経年劣化が目立ってくるのは10年目以降となるため、定期的なメンテナンスや修繕が必要です。そのため20年~30年の長期保証がある住宅メーカーも増えてきています。サービス内容だけでなく保証期間や気軽に相談ができるのか、専用窓口などはあるのかなどを合わせて確認しましょう。
確かに10年経ったのであとはそちらで…って言われたら困るね!
そうだね。家は建って終わりじゃないからこれからも長く信頼できる会社さんに依頼するのがおすすめだよ。
デザイン性
住宅メーカーによって、得意とするデザインがあります。どのようなデザインが得意かは、ホームページの掲載されているこれまで建ててきた住宅やモデルハウスを見て確認しましょう。また具体的にこういうデザイン良い!という人はそれができるのかを直接聞いてみましょう。
確かに美容院でもカラーが得意な所とかパーマが得意な所とかあるもんね!
どんなのが得意か見比べて自分の理想に近い住宅メーカーで建てたいな~
そうだね。(え…もしかしてチューカイくんのトサカはカラー…?パーマ…?)
ハウスメーカーと工務店の違い
一言でいうと、ハウスメーカーは全国規模の独自ブランドに対して、工務店は特定のエリアを対象とし地域密着型で営業を行っている会社が多いです。
ハウスメーカーは仕様や規定が統一化されていることから工期が短くスムーズに進み、商品やサービスも一定の品質が保たれます。またモデルハウスなどが充実しており、実際の家を見学することができます。
工務店は会社によって異なりますが、間取り・デザインの自由度が高いと言われております。どちらが自分に合うのかは、実際に足を運んでみましょう。
愛知県・名古屋エリアで注文住宅を建てるなら
注文住宅の費用は地域や個人によって大きく異なります。 高い設備を搭載しても、結局あまり使わなかった・・なんてことも。
注文住宅は家族の生活スタイルを想像しながら作る事がとても大切です。