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更新日:2025.07.10

擁壁とは?必要性や種類、起こりうるトラブルへの回避法など

擁壁のアイキャッチ

この記事のポイント

  • 擁壁は傾斜地や高低差のある土地で土砂崩れを防ぐ構造物であり、安全性や将来の資産価値に大きく関わるため、購入前の知識が重要
  • 擁壁には鉄筋コンクリート造・重力式・ブロック・石積みなど複数の種類があり、それぞれ施工費用や耐用年数、補修方法が異なる
  • 擁壁は老朽化や法令不適合、越境などのトラブルを招くことがあり、安心して土地取引を進めるためには、購入者自身が点検や専門家への相談を通じて状態を確認することが大切

「土地を見に行ったら擁壁があると言われたけれど正直よく分からない」
「この斜面の土地、見た目は気に入っているけど擁壁って大丈夫なのかな」

擁壁(ようへき)は、傾斜地や高低差のある土地で土砂の崩れを防ぐために設けられる構造物です。安全性や将来の維持費にも関わるため、購入前に基本的な知識を持っておくと安心です。

この記事では、擁壁をテーマに擁壁の役割や種類、工事費用、点検の方法、よくあるトラブルまで幅広く解説します。

擁壁のある土地の特徴を理解すれば、より適切に売買の判断ができるようになるはずです。

擁壁とは

たとえば、坂の途中にある家や段差のある土地でコンクリートの壁のようなものを見かけたことはないでしょうか。その構造物が「擁壁(ようへき)」です。

名前は聞きなれないかもしれませんが、擁壁は住宅や土地の安全性に深く関わっています。

とくに高低差のある土地を購入・利用するなら、擁壁の役割や注意点を知っておくことが大切です。

擁壁の役割

擁壁は、傾斜地や盛土された土地で土が崩れないように支えるために設けられます。地震や大雨、建物の重さなどによって地盤にかかる力は大きく、その圧力を受け止めて土地を安定させるのが擁壁の役目です。

家を建てるには、ある程度平らな土地が必要です。傾いた地形を整えるために土を盛った場合、その土が崩れないように端を支えるのも擁壁の仕事です。

目立たなくても家や土地の安心を支える“縁の下の力持ち”のような存在だといえるでしょう。

擁壁と外壁・ブロック塀の違い

見た目が似ていますが、擁壁と外壁やブロック塀はそれぞれ役割が異なります。

外壁は建物の壁として雨風から室内を守るためのもの。ブロック塀は敷地を区切る目的で設けられています。どちらも、地盤からの圧力に耐える構造ではありません。

一方、擁壁は土を支えるために設計された構造物です。地面から受ける力に耐えるため、見た目以上にしっかりとした設計が求められます。

擁壁の種類とそれぞれの特徴

擁壁には素材や構造の違いによってさまざまなタイプがあります。見た目が似ていても設計の目的や強度、施工のしやすさには違いがあり、選び方によって土地の使い方や費用にも影響します。

ここでは代表的な擁壁の種類とそれぞれの特徴を表で整理してから、主なタイプについて紹介します。

擁壁の種類とそれぞれの特徴
大分類 小分類 特徴
鉄筋コンクリート造(RC擁壁) L字型 垂直方向に立ち上がり、土地を効率的に使える。施工性が高く住宅地で多い
逆L字型 L字型を逆向きにした形状。土圧の方向に応じて使い分ける
逆T字型 基礎が広く安定性が高い。コストバランスも良好
重力式擁壁(無筋コンクリート造) 重量式 自重で土圧に耐える。構造が単純で実績が多い
もたれ式 斜めに傾斜した構造。狭い場所にも対応しやすい
ブロック擁壁 間知ブロック 規格化されたブロックで積みやすく、コストも抑えやすい
CB型枠(コンクリートブロック) 空洞ブロック型で施工が簡単。一部では強度不足の懸念も
石積み擁壁 大谷石積み 耐火性はあるが風化しやすく、古い住宅で見られることが多い
練石積み モルタルで固定する積み方。比較的強度は高い
空石積み 接着材を使わず積む。施工が難しく現代ではほとんど使われない

鉄筋コンクリート造擁壁(RC擁壁)

鉄筋コンクリート造擁壁は、鉄筋を入れたコンクリートでつくられており、高い耐震性と耐久性が特長です。施工後の見た目もすっきりとしていて、住宅地で見かける機会が多い構造といえるでしょう。

とくに土の圧力が大きくかかる場所や、高低差のある敷地で採用されることが多く、設置後の安心感も得られます。

形状には「L字型」「逆L字型」「逆T字型」などがあり、それぞれ地形や設置場所の条件に応じて使い分けられます。たとえば逆T字型は基礎が広く、地盤の安定性に不安がある場所にも適しています。

費用はやや高めですが、長期的に見れば補修の手間が少なく、維持管理のしやすさでも評価されています。

重力式擁壁(無筋コンクリート造)

重力式擁壁は、鉄筋を使用せず、コンクリート自体の重さで土圧を支える構造です。昔から多くの現場で採用されており、構造がシンプルであるため施工コストを比較的抑えやすいという利点があります。

「重量式」は垂直に近い形状で安定性が高く、「もたれ式」は傾斜をつけて土圧を広く分散させる形で設置されます。もたれ式は敷地にゆとりがある場合に選ばれることが多く、費用とのバランスもとりやすいタイプです。

ただし、高さがある場合や地盤が弱い場所では不向きなこともあるため、事前に地盤調査を行ったうえで設計を進める必要があります。

ブロック擁壁

ブロック擁壁は、比較的施工しやすく費用も抑えやすいため、身近な現場で多く見られるタイプです。「間知ブロック」は六角形や四角形のプレキャストコンクリートで構成されており、住宅地の法面などでよく採用されています。

「CB型枠」は中が空洞になったブロックを積み、内部にコンクリートを流し込んで強度を高める構造です。施工は手軽ですが、十分な強度を確保するには設計段階でしっかり検討する必要があります。

高さや使用場所によっては、建築基準法の制限を受ける可能性もあるため、あらかじめ確認しておくと安心です。

間知ブロック

石積み擁壁

自然石や加工石を積み上げて構築する伝統的なタイプで、見た目に風情があり古い住宅地や景観を重視する場所で採用されることがあります。「間知石積み」「大谷石積み」「練石積み」「空石積み」などの種類があります。

「間知石積み」は、ある程度の規格を持った石材を使って施工される擁壁で、比較的整った外観が特徴です。加工しやすく施工性にも優れますが、モルタルで固定しない場合は耐久性に注意が必要です。

間知石

「大谷石積み」は柔らかく加工しやすい一方、風雨にさらされることで劣化が進みやすく、長期使用には注意が求められます。

大谷石

「練石積み」はモルタルで固定することで一定の強度を確保できますが、施工技術によって仕上がりが左右されやすい点に留意が必要です。

「空石積み」は接着材を使わず石を積む工法で、現在ではほとんど見かけなくなりました。見た目は趣がありますが、耐久性や耐震性に不安が残るため、現在の基準には適合しないケースがほとんどです。

玉石積

擁壁は劣化する?擁壁の耐用年数

擁壁は年月とともに少しずつ劣化していきます。構造や素材によって耐久性は異なり、土地の安全性を維持するには、定期的な点検や必要に応じて補修が発生します。

国税庁が定める「法定耐用年数」では、鉄筋コンクリート造は47年、れんが造・石造は38年、コンクリートブロック造なども38年です。これはあくまで減価償却の基準であり、実際の使用環境や施工状況によって実際の寿命は変わってきます。

たとえば、鉄筋コンクリートの擁壁は比較的長持ちし、50年以上使用されている例もあります。一方、大谷石を使った古い擁壁は風雨で劣化しやすく、築年数が浅くても注意が必要です。

参照:別添3 法定耐用年数|国税庁

擁壁の点検・調査について

擁壁は日常的に目にする機会が少なく、劣化や異常に気づきにくい構造物です。しかし、見落とされたまま状態が悪化すれば、地盤の崩壊や建物への影響といったリスクが生じるおそれがあります。

ここでは、擁壁の点検や調査に関する基本的な知識を解説します。

調査・点検の相談先

擁壁の状態が気になるときは、住宅診断を行っている建築士事務所や、地盤・外構に詳しい施工会社へ相談するのが一般的です。とくに擁壁が高かったり、築年数が経過していたりする場合には、構造に関する専門知識をもつ設計士や土木業者に依頼することで、より正確な診断が受けられます。

また、土地売買時や建物の建て替え時など、行政から調査や証明書の提出を求められる場面もあります。完了検査済証や構造計算書などがない場合は、点検とあわせて書類整備についても確認しておきましょう。

修理が必要な擁壁の状態

擁壁の修理が必要とされる代表的なサインには、以下のようなものがあります。

  • コンクリート表面にひび割れや亀裂がある
  • 擁壁の前面が膨らむように湾曲している(はらみ)
  • 水抜き穴が詰まっていたり、そこから土砂や泥水が出ている
  • 石積みの目地モルタルが欠けている

こうした症状が見られる場合、擁壁が土の力に押されて弱ってきている可能性があります。そのままにしておくと、地盤が崩れたり擁壁が倒れたりするリスクがあるため、早めに専門家に見てもらいましょう。

擁壁の調査・点検費用

擁壁の点検費用は、調査の規模や依頼先によって異なりますが、目安として5〜10万円前後で簡易調査が可能です。ドローンや3Dスキャナを使った精密な調査になると、10万円を超えることもあります。

また、既存不適格の可能性がある古い擁壁では、構造計算や現地測量を要するケースもあり、その場合は20〜30万円ほどの費用を見込んでおく必要があります。

擁壁の工事にかかる費用・補助金

ここでは、擁壁工事の種類や費用の目安、補助金制度について整理します。

擁壁工事の種類

擁壁工事には新たに擁壁を設置する「造成工事」のほか、既存擁壁の「補修」「補強」などがあり、内容に応じて工程や費用が異なります。

なかでも費用が高くなりやすいのは、鉄筋コンクリート擁壁の新設です。垂直に施工できるうえ、耐久性や強度の面で信頼されており、標準的な工法として選ばれています。

一方、間知ブロックなどを使った工法は、比較的安価に仕上げられる点がメリットです。サイズや形状のバリエーションが豊富で短期間での施工にも向いています。

擁壁の構造ごとの費用感は、おおむね以下のような順序です。

鉄筋コンクリート造(RC造)>無筋コンクリート造>練積み擁壁(間知ブロックなど)

擁壁の修理・補強にかかる費用

既存の擁壁に劣化やひび割れが見られる場合、全面的なやり直しではなく部分的な修理や補強で対応できることもあります。

軽微な補修であれば、1〜2万円 / ㎡ほどが相場です。ただし、亀裂やはらみが大きい場合、内部構造の補強や地盤改良が必要になるケースもあります。その場合は工期や費用が増える可能性があります。

擁壁の造成(新設)にかかる費用

新たに擁壁を設ける場合、構造体そのものの工事費に加えて、土地の掘削や運搬といった工程にも費用が発生します。全体として数百万円〜数千万円規模になることも珍しくありません。

たとえば、以下のような要因が積み重なると、最終的な見積もりは土地ごとに大きく異なります。

  • 擁壁工事費用:数百万円〜
  • 掘削・搬出費用:土地の形状や道幅によって変動
  • 道路が狭く運搬効率が下がる場合:運搬費が割増

さらに、既存擁壁ががけ条例の基準を満たしていない場合は、擁壁のやり直し工事が必要になることもあります。この場合、3〜13万円 / ㎡前後の費用がかかり、解体費用も別途必要です。

擁壁工事で活用できる補助金

一部の自治体では、擁壁の安全対策にかかる費用を一部補助する制度を設けています。

2025年6月時点で確認できる事例を以下にまとめました。

擁壁工事で活用できる補助金例
自治体 補助対象・概要 補助額上限
東京都新宿区 高さ2m以上の既設擁壁の撤去・再構築に補助(要条件確認) 最大50万円
東京都目黒区 老朽擁壁の改修・建て替えに対する費用補助 最大80万円
東京都杉並区 危険性のあるブロック塀や擁壁の改修に対して支援 工事費の1/2(上限40万円)
神奈川県川崎市 老朽擁壁の改修、除却、建て替えに対し支援 最大50万円
千葉県船橋市 擁壁の耐震改修などの工事に対し補助 上限あり(条件次第)
群馬県高崎市 高齢者等が住む危険擁壁の改修・除却費用を一部助成 最大40万円

補助金は予算や制度改定によって条件が変わるため、工事を検討する前に自治体へ最新情報を問い合わせておきましょう。

参照:擁壁補修工事に関する補助金・助成金等一覧|一般社団法人 日本擁壁保証協会

擁壁の造成工事の流れ・手順

ここでは、擁壁を新設するために必要な工事の流れを解説します。

専門業者や設計者、自治体など多くの関係者が関わるため、一連の流れを把握しておきましょう。

1)専門業者が現地を調査する

まず最初に行うのが、現地調査です。施工会社や地盤調査会社が現地を訪れ、土地の傾斜、地盤の強度、排水状況などを確認します。

この調査でどのような構造の擁壁が適しているか、おおまかな工事規模が見えてきます。

この段階で、すでに古い擁壁がある場合は劣化の状態も確認され、修復か建て替えかの判断材料になります。

2)設計者が計画を立てて行政に申請する

現地調査が終わったら、地盤の状態や敷地の高低差をふまえて、設計者が擁壁の構造や寸法を計画していきます。図面には、どのような資材を使うか、土圧をどう受け止めるかなど、安全性に関わるポイントを細かく盛り込みます。

計画がまとまったら、一定の条件を満たすケースでは行政への申請が必要です。とくに以下のようなケースは、工事前に都道府県知事などの許可を得る必要があります。

  • 所有する土地に2mを超える高低差がある
  • 5m以上の崖が敷地内にある

これらに該当すると、宅地造成工事規制区域や急傾斜地崩壊危険区域として扱われます。土砂災害リスクが高いと判断され、計画内容の審査を受けなければなりません。

申請に必要な書類は設計者が整え、その後所管の自治体へ提出されます。審査が通るまでに1カ月前後かかることもあり、着工時期に影響するため早めの対応が重要です。

自治体によっては「がけ条例」を独自に定めている場合もあるので、対象になるかどうか不安なときは、早い段階で役所に相談しておきましょう。

3)土地を掘削・整形する

行政の許可が下りたら、いよいよ工事に入ります。最初の工程は土地の掘削や整形です。擁壁を設置するために土を削って地面を平らに整える作業を行います。

この作業は重機を使って行われることが多く、周辺道路の幅や進入経路によって施工方法が変わる場合もあります。特に狭小地では工期やコストに影響が出ることもあります。

4)擁壁を施工する

掘削後は、設計図に沿って擁壁を築いていきます。鉄筋の組み立て、型枠の設置、コンクリートの打設といった工程を経て、擁壁が形になっていきます。

施工には安全基準を満たすための厳密な管理が必要で、設計士や現場監督が随時チェックを行います。ブロックや石積みなどの場合も、使用材料の品質や施工手順が細かく確認されます。

5)検査に備える

擁壁の施工が完了すると、必要に応じて行政や第三者機関による検査が行われます。特に申請が必要なケースでは、完了検査を通過しないと建物の建築確認申請が進められないことがあります。

検査までの書類準備や立ち合い調整は設計者や施工会社が行いますが、依頼者側も工期に影響が出ないよう事前にスケジュールを把握しておくと安心です。

擁壁に関連するトラブルと防止策

擁壁の状態や設置状況によっては、知らないうちに大きなリスクを抱えていることがあります。構造の不備や所有の曖昧さは、事故や近隣トラブルにつながるおそれがあるため、あらかじめ確認しておくことが大切です。

ここでは、よくある3つのトラブルとその防止策を紹介します。

建築基準法に適合していない

擁壁のなかには、現在の建築基準法や宅地造成関連の条例に適合していないものがあります。こうした擁壁は見た目だけでは判別しづらく、売買や建て替えの際に大きな支障となることもあるため注意が必要です。

とくに以下のような構造は、代表的な「不適格擁壁」とされています。

不適格擁壁の種類
擁壁の種類 特徴と注意点
空石積み擁壁 石をモルタルなどで固定せずに積み上げただけの構造。築年数が古い擁壁に多く、耐震性・耐久性に乏しい。土圧に耐える設計にはなっておらず、現在は宅地用擁壁として認められていない。
増し積み擁壁 既存の擁壁の上に後から別の構造物(ブロックなど)を積み足したもの。一体化されておらず強度に不安があるため、地震や大雨などの際に崩落するリスクがある。
張り出し床版付き擁壁 擁壁の上部が外側にせり出している構造で、床部分に偏った荷重がかかる。設計のバランスが悪いと、長期的に構造不良の原因になる。
二段擁壁 上下で異なる擁壁を組み合わせている構造。施工時期や素材が異なることで強度にムラが出やすく、地震などの揺れに弱い。新築時には建築許可が下りないことも多く、原則やり直しが必要。

こうした擁壁がある土地は、自治体にて「完了検査済証」や「構造計算書」の有無を確認することが大切です。

二段擁壁。外観では2種の異なる擁壁の組み合わせ。上段の擁壁の位置まで土が入っている増し積みされたものが危険とされている。

所有者・管理責任があいまい

擁壁が敷地の境界線上にある場合や、古くから存在している場合などは、所有者がはっきりしていないケースもあります。このような場合、劣化しても放置されやすく、近隣とのトラブルに発展するおそれもあります。

事前に登記簿や測量図で所有権を確認しておきましょう。もし複数の所有者が関係している場合は、あらかじめ管理方針を話し合っておくと安心です。

境界を越えて設置されている

擁壁が敷地の境界を越えて隣地にかかってしまっている「越境擁壁」も要注意です。たとえ一部であっても、無断で越境していると是正や撤去を求められる可能性があります。

こうしたトラブルを避けるためには、土地の購入前や建て替え前に測量を実施し、境界線を正確に確認することが大切です。越境が発覚した場合は、隣地所有者との協議のうえ、必要な調整を行う必要があります。

【FAQ】擁壁に関するよくある質問

最後に擁壁がある土地に関する2つの疑問にお答えします。

擁壁がある土地を買ってはいけないといわれる理由は?

擁壁があるというだけで「買ってはいけない」わけではありません。

ただし、古い擁壁や基準に合っていない構造がある場合は注意が必要です。建て替え時に再施工が必要になったり、建築許可が下りなかったりする可能性があります。

たとえば、「空石積み」や「二段擁壁」といった構造は、安全面や法的な問題で不安が残ります。

また、劣化や傾きが見つかれば補修に数百万円かかることも……購入前には、専門家の調査を受けておくと安心です。

擁壁のある土地の固定資産税は?

擁壁そのものに税金がかかるわけではありませんが、土地が宅地として使いやすくなることで、評価額が上がる場合があります。

たとえば、斜面を平らに整えた土地は整形地として評価され、税額がやや高くなることも。ただし、古い擁壁があることで土地評価が下がるケースもあり、状況によって異なります。

気になる場合は、事前に市区町村の資産税課に問い合わせておくとよいでしょう。

まとめ

不動産購入や土地選びの際、擁壁は後から思わぬ出費や建築制限につながることもあります。事前に仕組みや法的なポイントを押さえておくことが、後悔しない土地選びの第一歩です。

不動産SHOPナカジツは、土地探しから住宅設計・建築・リフォームまで、すべてを一つの窓口でご相談いただける体制を整えています。全国に30店舗以上を展開し、年間5,000組以上のお取引をお手伝いしております。

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また「Asobi-住まいの相談室」では、土地の特徴や建築の可否を事前に確認しながら、安心して検討できるよう設計士が直接アドバイスを行っています。

擁壁のある土地に不安がある方も、お気軽にご相談ください。土地と建物、どちらの視点からも最適なご提案をさせていただきます。

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