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屋上のある住宅の楽しみ方や注意点!コストが高くなるのは本当?

屋上のある住宅の楽しみ方や注意点!コストが高くなるのは本当?

掲載日:2021.02.18

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駐車場が必要だし、庭を造るスペースがない。けれど、子どもを外で遊ばせたたり植物を育てたりもしたい…!おうちづくりのこだわり、なかなか諦めることは難しいですよね。そんな時、屋根の上のスペース…そう、「屋上」という選択肢があります!

屋上のある住宅の楽しみ方や、重要な注意点をご紹介します。

屋上住宅

屋上のある住宅でできること

屋上空間は屋外でありながらプライベートに使用できる特別な空間です。色々な活用方法があり、おうち時間をより素敵なものにしてくれることでしょう。

屋上と一言にいっても呼び方が色々あります。スカイバルコニー、屋上テラスといった呼び方の他、階下の天井を利用した空間であることからルーフバルコニーと言ったりもします。屋根の種類としては屋上として利用できる平らな屋根を陸屋根(りくやね)と呼びます。

続いて、屋上空間の楽しみ方をご紹介します。

屋上庭園

屋上を設けることでスペースができ、庭園を造ることが可能になります。敷地の広さの関係で庭を設けることが難しい場合でも、屋上を有効活用すればガーデニングを楽しむことができるのです。

屋上バーベキュー

休日や、夕食などに手軽にバーベキューができる場所、それが屋上です。重い機材をわざわざ家の外に運び出す必要がなく、屋上に水栓やコンセントを設けておくことでより快適に屋上スペースを使うことができます。

全天候型のソファを置けば、さながらグランピング。リゾート気分が味わえますね。

ドッグラン

庭と違い道路に飛び出してしまう危険性がなく、愛犬をのびのび遊ばせることができます。小型犬であれば10m×10mほどの広さが必要です。人工芝を敷くことで足元が柔らかくなり足腰への負担が軽減されます。消臭・抗菌、遮熱効果のあるものもありますから、選ぶ際は注意して見ましょう。

屋上の立ち上がり(壁)を超えてしまわないよう柵を設ける、踏み台になるような物を置かないようにするといった配慮が必要です。

子どもの遊び場

屋上は子どもの遊び場としても良いでしょう。外からの視線を気にすることもないため、夏にはプールを出して水遊びをするのもよいかもしれません。

屋上のある住宅にするときの注意点

屋上のスペースがあることで素敵な生活が実現できそう、夢が広がりますね。次は屋上を設けた際に気を付けたい注意点をご紹介します。

木造は屋上住宅に向いていない

木造住宅は木を用いて建てられます。木は乾燥・吸湿で伸縮しやすく、揺れで「しなる」特性があります。そのため雨水の侵入を防ぐ屋上の防水層が木造の伸縮やしなりの動きに追い付かず破損してしまうことがあるのです。さらに、木は水に濡れた状態が続くことで傷み構造が弱くなってしまいます。

しかし木造は鉄筋コンクリート造に比べ建築費用を抑えられるというメリットがあります。大切なことは、バルコニーや屋上を作った際には雨漏りを起こさないよう、定期的なメンテナンスを行い適切な状態を保つことです。

【関連記事】
雨漏りしにくい屋根はある?屋根の形状と雨漏りの関係
RC造(鉄筋コンクリート構造)住宅の坪単価はいくら?他の構造より高い?

周囲の住宅に迷惑をかけないように配慮

屋上で騒ぐと周囲に音が響き迷惑をかけてしまう場合があります。また、バーベキューの煙が周囲のおうちの洗濯物にかかってしまうことも。

ご近所への配慮を忘れず屋上での時間を楽しみましょう。

防水層を傷めないよう配慮が必要

屋上に使用する素材にもよりますが、屋上に金属製の物などを置いたり引きずったりすることで防水層を傷つけてしまうことがあります。そこから破損が広がり雨漏りの原因につながることも。メンテナンスと合わせて日頃の使い方にも十分に気を付けたいですね。

費用が高くなる

屋上を設けるには、以下のような追加のコストがかかります。10~20坪ほどの一般的な広さの屋上を設けるには200~300万円程度をみておき、用いる素材や広さ、設備などを検討しすることで費用を調整しましょう。

  • 屋上への階段、出入り口部分(塔屋)。外階段でコスト減
  • 防水工事(FRP、金属、ウレタン、シート、アスファルト防水)
  • 水栓やコンセント設備
  • 補強工事(屋上に人が立っても大丈夫なよう構造を補強)

維持費が高コスト

屋上の防水がとても重要であることはおわかりいただけと思います。日々太陽光に晒され、地震の揺れや木の特性で引っ張られることもある防水層は素材にもよりますが定期的な検査やトップコートの塗りなおし等のメンテナンスが欠かせません。ベランダに比べ屋上は面積が広いため、より高額になります。

新築住宅では10年間の瑕疵保証が付きますが、それ以降も資産性を保ち安心して住み続けるには定期的な点検やメンテナンスを行いましょう。

水が溜まりやすい

通常の屋根は傾斜があり、速やかに雨水を受け流す造りになっています。しかし、屋上を作る場合には屋根を人が立てる平らな面にしなければならず、水が溜まりやすくなってしまいます。そこで床面に傾斜をつけ雨水を排水させ、水が溜まらないよう十分な配慮が必要となります。

排水口や樋などの掃除がマメに必要

屋上の防水、排水が重要なことは、既にお伝えしましたね。屋上内に降った雨水は最終的に排水溝に集まり樋を伝って排出されます。ですから排水溝が詰まってしまっては屋上が水浸しになり、さらには階段をつたって屋内に侵入してしまいます。(排水溝が万が一詰まってしまっても、予備の穴であるオーバーフロー管があればそちらから排出されます。)排水溝に塵やゴミが詰まらないようマメに掃除を行いましょう。

屋上のある住宅の実例

ナカジツの新築住宅「Asobi-創家」の屋上住宅事例をご紹介します。

ブルーが映える創家

リビングのアクセントクロスにブルーが使われた「ブルーが映える創家」。屋上スペースも活用できて、青空のブルーが楽しめるおうちでもありますね。

屋上住宅事例 ナカジツAsobi-創家

吹抜から光が差し込む創家

広々とした屋上はいろいろなことに活用できそうです。ベンチとしても使える収納がばっちり設置されています。BBQ、プールと夢が広がります。

屋上住宅事例 ナカジツAsobi-創家

ラグジュアリーモダンな創家

ラグジュアリーモダン壁紙となリビング階段が魅力的な創家です。屋上は不要なときは畳んでおける洗濯物干しが。実用性も兼ね備えた屋上です。

屋上住宅事例 ナカジツAsobi-創家

屋上を有効活用した理想の住まいを

注意しなければならない点もありますが、屋上があることによっておうち時間の楽しみ方はぐっと広がることでしょう。理想の住まいづくりのために、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

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