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家の日当たりは南向きがベスト?各方角のメリット・デメリットも解説

家の日当たりは南向きがベスト?各方角のメリット・デメリットも解説

掲載日:2021.03.18

家や土地を探すとき、日当たりを気にされる方は多いですよね。一般的には南向きの家や土地が好まれますが、本当にそれが一番良いのでしょうか。今回は東西南北それぞれの方角のメリットやデメリットを解説し、日当たりの良い部屋をつくる方法をご紹介します。

家の日当たりは南向きがベスト?メリット・デメリットをご紹介

日当たりの重要性

注文住宅で土地探しをされている方、マンションの部屋探しをされている方は、日当たりによってお値段が大きく変わるのを実感されているのではないでしょうか。当たりが良い部屋は、明るく開放的で冬もポカポカと暖かく気持ちが良いもの。日当たりはあとからなかなか変えられない部分でもあるので、やはり日当たりが良い土地や物件は、価格が高くなります。

では絶対に日当たりの良い南向きの物件を選ぶべきかというと、必ずしもそういうわけではありません。例えば共働きのご家庭だと日中は誰も家にいないので、そこまで日当たりは重要ではないですよね。

また一般的に南向きの部屋は日当たりが良く、北向きや西向きの部屋は日当たりが悪いと思われがちですが、一概にそうとも言えません。例えばこのような分譲地があったとして、あなたはA~Dどの土地を選びますか?

ほとんどの方は、南に面したAやBの土地を選ばれるのではないでしょうか。確かにAやB
の土地は南に開けているので、明るい家がつくれそうです。しかし何も考えず南側のリビングに大きな窓をつくると、道路から丸見えでカーテンを開けられなくなってしまうかもしれませんよね。逆にCやDの土地でも、南・東・西側の隣家から距離をとることができれば、どの方角からもたっぷりと光を取り込めます。

このように家の日当たりというのは、家の向きだけでなく、周辺の建物や土地の広さ、部屋の配置によっても大きく変わるものです。大切なことは各方角のメリットやデメリットを知り、太陽の動きをしっかり考えて家づくりや部屋選びをすることです。

各方角の日当たりのメリット・デメリット

では東西南北それぞれの向きによって、日当たりにどのような特徴があるのか抑えておきましょう。

南向き

南向きの部屋は季節を問わず、太陽が当たる時間が最も長い場所。冬もポカポカと暖かくすごせるので、リビングは南向きにつくることが多いでしょう。また洗濯物も乾きやすいので、バルコニーや物干し部屋も南向きが最適です。

注意点としては、壁紙や家具が日焼けをしてしまう可能性があること。また夏場に室温が上がりすぎないよう、庇で日射を遮ったり、断熱性の高い窓ガラスを使ったりと対策が必要です。

南向き土地の住居レイアウト例

このように南側に道路がある土地を、一般的に「南向きの土地」と呼びます。南側の道路の部分に建物が建たないので、リビングや庭の日当たりが遮られる心配がありません。

デメリットは南面のリビングに大きな窓をとると、道路からの視線が気になること。塀や植栽で視線を遮ったり、高い位置に窓をつくったりと工夫が必要です。また南面に玄関をとると、リビングが狭くなる可能性もあります。

北向き

北向きの部屋は、夏は気温が上がりすぎませんが、冬は寒くなりがち。日当たりが重要視されない、トイレや収納などをつくると良いでしょう。日が当たると変色してしまう、衣類や本などの収納場所にも向いています。

北向き土地の住居レイアウト例

北向きの土地は日当たりが悪いと思われがちですが、家のプランニングによってはメリットに転じることも。北側に玄関、南側にリビングを配置できるので、リビングが広くとれる可能性があるのです。南側の隣家でリビングに影ができるのが心配ですが、南に庭をつくってスペースを空ければ問題ないでしょう。リビングや庭が道路から遠いので、周囲の視線を気にせずにすごせるのもメリットです。

東向き

太陽は東からのぼって西に沈むので、東向きの部屋は朝日がたっぷりと取り込めます。午前中を気持ちよく過ごせるので、キッチンやダイニングなどをつくるのがおすすめです。また朝は光を浴びて目覚めたいという方は、東側を寝室にされるのも良いでしょう。

東向き土地の住居レイアウト例

東向きの部屋は、午前中が日当たりのピークで、午後にかけて段々と暗くなっていきます。そのため午後の洗濯物の乾きは悪く、物干し室にはあまり向いていません。

東向きの土地では、道路のある東面に玄関や駐車場、南面にリビングをプランニングすることが多いでしょう。リビングの日当たりを確保しながら、道路からの視線も遮りやすい配置です。東側がひらけているので、午前中は家のなかにたっぷりと日差しを取り込むことができます。午後は日陰になって暑さが和らぐので、夏の暑さが気になる方にもおすすめです。

西向き

西向きの部屋は、午前中は光が当たりにくく、午後の日当たりが良いのが特徴。西日がまぶしくあまり良いイメージがないかもしれませんが、朝の光が入らないので、朝ゆっくり起きたい夜型生活の方や、午前中に在宅することが少ない夜勤の方にはぴったりです。西側は冬も夕方までポカポカと暖かいので、布団や洗濯物を干すバルコニーや物干し室をつくるのもおすすめです。

西向き土地の住居レイアウト例

夏は強い西日で一気に室温が上がってしまうので、日射熱をカットする遮熱タイプの窓ガラスを設置されると良いでしょう。ブラインドや遮光カーテンでまぶしさも調整されると過ごしやすいですよ。

西向きの土地は、道路のある西面に玄関や駐車場、日当たりの良い南~東面にリビングを持ってくる間取りが一般的。道路から遠いところにリビングがくるので、プライバシーを確保しやすいというメリットがあります。ただし南側や東側に建つ隣家との距離が近いと日当たりが悪くなるので、庭や駐車スペースで距離をとるなどの工夫が必要です。

日当たりが悪い部屋の対策

家の方角が悪かったり、南側に高い建物が建っていたりと、どうしても日当たりが悪い部屋ができてしまうこともあります。そんなときには窓の作り方やインテリア、照明などを工夫すれば、暗さを改善できるかもしれません。

窓の大きさや個数、位置を考える

これから新築で家を建てる場合、窓を工夫することでぐんと光を取り入れやすくなります。

屋根から光を取り込めるトップライト
トップライト。屋根面から自然光を取り入れる窓で、天窓とも言う。一般的な窓に比べ3倍の採光が可能。

天井付近に取り付けられるハイサイドライト
ハイサイドライト。天井付近の壁に取付けられることで、人目を遮り部屋の奥まで光を取り込むことができる窓。

例えば隣家が近接していてリビングが影になってしまう場合も、吹き抜けにしてトップライトやハイサイドライトをつくれば、真上からたっぷりと光を取り込むことができます。高い位置の窓は、隣家や道路からの視線も気になりません。

また1階が暗いなら、2階や3階にリビングをつくるという方法もあります。1階は日当たりを重視しない、寝室や収納、水回りなどを集めると良いでしょう。

インテリアを明るい色にする

部屋を明るくするには、光を反射させる白をメインとした色づかいがおすすめ。特に面積の大きな壁・床・カーテンなどを明るい色味にすると、ぱっと部屋が明るくなります。

床がダークブラウンでも、白いラグを敷いたり、光を反射させるツヤッとした質感の家具を置いたりするだけで、ずいぶん印象は変わります。真っ白だと物足りないというときには、ライトグレー・ベージュ・ライトブルーなどの明るい色を使ったり、黒などの色をポイント使いしてインテリアを引き締めたりしてバランスを取ります。

照明で明るくする

日当たりの悪い部屋は、照明選びも重要です。明るさのあるLED照明に交換するだけでも、ずいぶんと暗さは改善できます。ソファの横にフロアライト、ダイニングテーブルの上にペンタンとライトなど、明るさが必要な場所にいくつも照明を足していくのもおすすめです。

また逆に日当たりの悪さを活かして、シックで落ち着ける部屋をつくるというのも一つの手です。部屋のすみずみまで明るくせず、あえて暗めの照明をいくつも組み合わせて陰影をつけると、おしゃれなホテルやカフェのようになりますよ。

【関連記事】家の照明はどのように計画すればいい?理想的な照明を決めるポイント

まとめ

太陽の動きを考えて部屋の配置や窓のつくり方を工夫すれば、一見日当たりが悪そうな土地でも、明るく開放的な部屋をつくることができます。家や土地を探されるときには、南向きだけにこだわりすぎず、隣家との距離や土地の形状などさまざまな条件をチェックされてくださいね。

■執筆:住宅ライター 村田日菜子さん

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