床暖房のリフォーム相場は?電気と温水、どちらがいいの?

床暖房のリフォーム相場は?電気と温水、どちらがいいの?

掲載日: 2019.12.20

寒い冬には大活躍する床暖房!足元が温かいと家全体も温かく感じますよね。
家を建てるなら絶対に床暖房を入れたい!という方も少なくないのではないでしょうか。
そこで今回は、費用・ランニングコスト・メンテナンスの頻度など床暖房に関する気になるアレコレをまとめました。

床暖房は2種類 メリットとデメリット

床暖房には電気ヒーター式(電気)と温水式(ガスor電気)の2種類があります。 メリットとデメリットを比べて予算や使いやすさでご判断ください。

 

電気ヒーター式

燃料を電気とする床暖房です。床下に導線を張り巡らせ、そこに電気を通すことで発熱するという仕組みで、電気カーペットに近いイメージです。

メリット

●費用が安い
床の下に導線を張り巡らせるだけなので、設備投資が温水式のものと比べると安価に納められます。
工事が比較的簡単で狭い範囲にも入れることができるので、一部リフォームで入れる場合は電気式がオススメです。

●一時的に使用するのが向いている
デメリットにも挙げていますが、ランニングコストが高くなりがちなので長時間利用というよりも短時間で使うことに向いています。
そのためキッチンや脱衣所など、決められた時間内で短時間で利用する場合は電気式を選択すると良いでしょう。

●メンテナンスが簡単
1度設置してしまえばその後のメンテナンスはあまり必要ありません。
設備投資も安価なので、「床暖房入れたいけどメンテナンスがめんどう」という場合は電気式がオススメです。

デメリット

●光熱費高い
取り付け費用は安価ですが、電気代がかなり高くなる傾向があります。
温水式と比べると1.5倍くらいになることもあり、ランニングコストが高くなるのがデメリットです。

 

●立ち上がりが遅い
導線に熱が発生するまで時間を要するため、
温かくなるまでの立ち上がりは温水式と比べると遅いです。

 

●低温やけどの可能性
ホットカーペットに長時間座っていると、接触面が熱く感じることがあります。
電気ヒーター式の床暖房もこれと同じで長時間使用していると低温やけどの危険性があるため、小さなお子様やペット、お年寄りの方と一緒に使う場合は注意しましょう。

温水式

床下に温水パイプを張り巡らせ、そこにお湯を循環させて温めるという仕組みです。 まわりの空気も温める効果があるため、家全体が温かくなったように感じます。

メリット

 

 

●光熱費安い
電気式と比べると光熱費は安く抑えることができます。

 

●立ち上がりが早い
スイッチを入れてすぐに温かくなるため、帰宅後すぐに部屋をあたためたいという方はオススメです。

 

●低温やけどの心配が少ない
高くても40度以上にはならないため低温やけどの心配がなく、どの層にも安心してお使いいただくことが出来ます。

 

●広範囲の使用に向いている
ランニングコストが安いので、リビングやダイニングなど家族が長時間集まる広い部屋での使用に向いています。

 

●長時間の使用に向いている
低温やけどの心配もなく、ランニングコストも低いため、家にいる時間が長い方にオススメです。

デメリット

●費用が高い
温水パネル・温水配管・熱源機など、床下にお湯を巡らせるためのパイプや温めるための機器を設置する必要があり電気式と比べると費用が高くなります。

 

●メンテナンスが必要
熱源機や温水パイプは10年~30年に1回、交換もしくはメンテナンスをする必要があります。 交換となるとメンテナンス費用も高くなるため、維持費用が高いのがデメリットです。

 

エアコンとの違い

 

 

●暖かさ

エアコンの場合、温かい空気は上昇するため部屋の上部は暖かくなりますが、床は冷たいままなのでカーペットが必須になります。しかし床暖房は足元から空気を温めるためカーペットを敷かなくても快適に過ごすことができます。

 

●コスト(初期・ランニング)
エアコン設置工事費用は工務店や家電量販店によって異なりますが、1台3万円前後+本体価格です。
電気式の設置費用は6畳間で約30万円、温水式は60万円ほどの費用がかかります。
ランニングコストはエアコン<温水式<電気式で高くなります。

 

●温まる速さ
床暖房は下から熱を送り部屋をあたためるため、床暖房だけで部屋全体をあたためるとなると約1時間ほどかかることがあります。
立ち上がりはエアコンと併用して、温まったら床暖房だけに切り替えるなどすると光熱費を低く抑えることができます。

 

●温まる範囲
温風を送って部屋を暖めるエアコンと違い、床暖房は床からじんわりと部屋全体に熱が広がっていくので部屋全体を均一に温めることができます。
短時間しか利用しない場合はエアコンのほうが効率的ですが、長時間利用と広範囲を温めたいという場合は床暖房がオススメです。

 

●メンテナンス
電気式の場合はあまりメンテナンスは必要ありませんが、エアコンと温水式の場合は10年に1度メンテナンスの必要があります。

 

●安全性
エアコンの風が室内のホコリやゴミを舞い上がらせ、空気も乾燥させますが、床暖房はそのどちらの心配もないため低温やけどにさえ気を付けていれば安全性が高い暖房機器です。さらに音も静かなところもメリットです。

 

気になるリフォーム費用

床暖房の設置には2つの方法があります。

 

●直貼り
費用:約5~8万/1畳
今ある床に直接貼るタイプの床暖房です。
床をはがす費用も掛からず必要最低限の工事で済むので設置コストを抑えることができます。
しかし、既存の床に直接貼るので12~18mmほど高くなり小さな段差が生まれます。
ご家族に小さなお子様やお年寄りの方、車イスの方がいる場合はつまづいたりしないように段差を解消するための工夫が設置時に必要となります。

 

●床の全面張替え
費用:約8~11万/1畳
張り替えの場合は床暖房の設置費用の他にも解体・補修工事費用が別途10~15万円ほど発生します。
直貼りよりも設備費用は高くなりますが、フラットな床にすることができるのがメリットです。

 

●熱源機の設置費
温水式にする場合は熱源機を新たに設置する必要があり、25~100万円ほどかかります。
電気・ガス・電気とガスのどのタイプを使うかによって価格が異なります。
■電気
30~100万円
例)エコキュート

■ガス
10~50万円
例)エコウィル

■電気とガス
10~50万円
例)エコジョーズ

まとめ

寒い冬には足元がポカポカ温かくなる床暖房はあるのとないのとでは冬の過ごし方が大きく変わります。
電気ヒーター式か温水式か、ガスか電気か。それぞれの特徴・メリット・デメリットを把握した上でご家庭に合う設備を選んでくださいね。

 

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