愛知県はイオンやIKEAなどの大型ショッピングセンターが数多くある一方、モリコロパークや大高緑地公園など、緑豊かな公園も豊富で子育てがしやすい環境が整っています。
今回はそんな愛知県内でも特にファミリー世帯にお勧めしたいエリアをまとめました。
Youtubeでも解説を行っています!ぜひご覧ください。
目次
ファミリー世帯に手厚い自治体愛知県の「子育て支援制度」
愛知県では少子高齢化改善のため「あいち はぐみんプラン2020-2024」を策定し、これに沿った子育て支援を実施しています。
はぐみんプランでは少子高齢化の根本的な解決のため、出産前・出産・子育て期だけではなく、若者のライフステージに応じた施策が取られています。
子育て支援制度の概要
●児童手当
15歳未満の子供を育てる世帯に、1人あたり最大月1万5,000円が支給されます。
※子供の年齢により支給額が異なる
(ただし、受給者の所得が所得制限限度額を超える場合は一律5,000円)
【2024/5/7編集部追記】2024年の改正で、2024年12月の支給から所得制限なし、第3子以降月3万円に拡充されることとなりました。
●子ども医療制度
医療保険の適用となる医療費であれば小学生未満は無料、中学生未満は入院費用が無料になる制度です。
また、そのほかにも未熟児養育医療給付や小児慢性特定疾病医療費助成など、難病に対する助成制度も設けられています。
これらの制度の対象年齢や仕組みは各自治体によって異なるため、お住まいの市町村のHPをご確認ください。
●支援事業
保育サービスや放課後対策の拡充など、子育て世帯が男女ともに家庭と仕事の両立が実現できる仕組みづくりを行っています。
より詳細な支援内容は愛知県の子育て支援からご確認いただけます。
愛知県、子育てにおすすめのエリアは?
刈谷市
街の特徴と子育て環境について
豊田自動織機やDENSOなど、トヨタ自動車関連の企業が多く本社を構えているため財政力が非常に高い地域です。また、企業が多い刈谷市にはファミリー層が多く、保育施設や教育施設、子育て支援が県内でも特に充実しており、子育て世帯から高く人気を集めています。
刈谷市独自の育児支援サービス
- 育児ママ訪問サポート事業
- ファミリーサポートセンター利用料の一部助成
- 新生児聴覚検査の費用助成
- ロタウイルス、おたふくかぜ、任意予防接種の費用助成
など
名古屋までのアクセス
JR東海道本線の快速に乗れば、刈谷駅から名古屋駅まで電車で20分です。
しかし、8~9時頃、17~18時頃の刈谷駅は通勤ラッシュが起きるので注意です。
豊田市
街の特徴
愛知県が誇る「トヨタ自動車」が本社を構える街です。
豊田市は愛知県内で一番広大な土地を持っており、自然豊かな地区(いわゆる田舎)、工業地区、住宅地と分かれ市の中でも土地の価格が大きく変わるエリアです。
豊田市ならではの子育て支援と言えば、24時間年中無休で救急医療相談・子育て相談ができるコールセンター(とよた急病・子育てコール24~育救(いっきゅう)さんコール)が代表的です。
また、豊田スタジアムやスカイホール豊田ではコンサートやイベントが多く開催され子育て世帯も多く訪れます。
とよた急病・子育てコール24~育救(いっきゅう)さんコール~|豊田市
交通の便
JRは通っておりませんが自動車文化が確立されており、車は1人1台所有という家庭も珍しくありません。
そのため新東名や東海環状自動車道など、交通道路の利便が充実しています。
長久手市
街の特徴
長久手市は「街の住みここちランキング2023」<愛知版>の第一位に選ばれ、これで4年連続でトップに輝きました。(大東建託調べ)
少子高齢化が悩まれる本国において、平均年齢が全国で1番若い38.6歳(日本平均年齢48.6歳)と、子育て世帯が多く移り住んできています。そのためIKEAなど新しい店舗が続々と出店しており、活気あふれる街です。また、モリコロパーク(愛・地球博記念公園)は緑豊かな公園で、子供向けイベントが定期的に開催されています。しかも、2023年にはジブリパークが施設内にオープンし、ぞくぞくと新エリアが追加となり人気を集めています。子育て世帯にはぴったりの施設ですね。
愛・地球博記念公園(モリコロパーク) – おでかけナビ・名古屋と愛知の公園であそぼう!おでかけナビ・名古屋と愛知の公園であそぼう!
交通の便
磁気浮上式鉄道「リニモ」が市内を走っています。車内は窓を多く取り入れており、高い位置から街全体を眺めながら移動することができます。晴れた日はぜひ乗ってみてください。
名古屋市千種区〜名東区
街の特徴
住みたい自治体ランキング(リクルート調べ)で愛知県内では千種区が1位に選ばれ、愛知県民にとって憧れの地でもあります。
「なごや東山の森」は約410haと国大最大級の緑園であり、敷地内にある東山動植物園には多くの家族連れが訪れます。
名古屋大学をはじめとした高校・大学が多く集まる文教地区や、覚王山や星ヶ丘などのおしゃれな商業地区もあり、なおかつ治安も良いエリアです。土地相場は高めですが、不動の1位です。
また、千種区に隣り合う名東区は、近年開発が進められている新興住宅地です。
転入者(転勤者)が非常に多く、名古屋市内の中で最も人口が多い地区です。千種区よりも緑が多いエリアで静かな環境で子育てすることが出来ます。
交通の便
東山線・名城線・JRが通っているため、名古屋市内の主要な場所への交通の便は整っています。
愛知県は車移動が主要ですが、この地区に関してはバスや電車が充実しているため、車が無くても移動に不便を感じることはあまりないでしょう。
名古屋市緑区
街の特徴
大高緑地公園や桶狭間古戦場公園など、名古屋で一番公園の緑が多い街です。
緑が多く、市内や都心部へのアクセスも整っているため子育てがしやすい環境が整っています。
特に徳重駅周辺は開発時に図書館や相談所など子育て支援施設が数多く作られ、ファミリー世帯が多く移り住むようになりました。
交通の便
JR・名鉄・地下鉄(桜通線)が通り、合計9つの駅がある交通の便が非常に整った街です。
そのため、名古屋市内ながら三河地方も通勤範囲に含まれ共働き世帯に人気のエリアです。
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