今度、自分が住んでいる家を売却するんだ。
よ~し、まずは引っ越しだ~!
待って、売却は住みながらできるんだよ。
ナカジツで住み替えをするお客様も、半分以上の方が住みながら売却をしているんだ。
え!そうなの?
でも、買主候補の人が内覧に来るよね。ドキドキするな~。
住みながら売却をする場合、少し気を付けるべきことがあるんだ。
まずはメリットとデメリット。そして注意点を紹介するよ。
Youtubeでも解説を行っています!ぜひご覧ください。
目次
居住中の家でも売却はできる
まず、資金面から言っても、住みながら売却を行った方がメリットは大きいのですが、やはり懸念となるのは買い主候補となる内覧者の受け入れでしょう。また、居住中であることが売却価格に影響してしまうのではないか、という心配も持たれるかと思います。
ここで結論を言うと、居住中であっても住宅の売却はできます。実際、ナカジツでも半数以上の方が住みながら売却をされ、新居に移られています。売却理由に相続(親族の住まれていた空き家など)も含まれていることを考えると、住み替えのケースで住みながら売却をされる方の割合はさらに上がるということです。
まずは家に住みながら売却を進めるメリットとデメリットを整理しましょう。さらに、居住しながら売却をする上での注意点や向いている方について解説します。
家に住みながら売却を進めるメリット
4つのメリットを紹介しますが、大きなメリットは資金面です。なんとなくはわかっているけど、という方も住み替えの流れと一緒に一度確認してみてください。
予算管理がしやすくなる
居住しながら売却をする一番のメリットは資金面。住宅ローンを返済中の住宅であればなおさらです。
もし現在住んでいる住宅がローン返済中であれば、売却し引き渡しを行うまでに返済を完了しなければなりません。売却を先に進めていくことで住宅ローンが二重になる期間を作らないように調整しましょう。
実際に住宅ローンを二重で行うことはなく住み替えローンを利用することになりますが、残債が新居の住宅ローンに上乗せされる形になるため返済負担額が重くなります。
また、売却金額が住宅ローンの残債を上回れば、新居の購入費用に充てることが可能となります。
仮住まいの費用を節約できる
住みながら売却を進めれば、売却した家の引き渡し日と新居の入居日を調整することで直接新居に引っ越すことができます。そうすることで仮住まいの賃料や敷金、礼金、引っ越し費用を節約することができます。
引っ越しは費用だけでなく大きな労力もかかります。負担の少ない方法で新居に移りたいものですよね。
住みながらなら家の手入れができる
売却のための期間中にも家の修繕を行いたい、という場合はあるでしょう。住みながらであれば自分で行う場合も業者に依頼する場合もスムーズです。
それだけでなく、人の住まなくなった家は傷むのが早いと言います。換気がされていないだけでも空気が滞留しカビや匂いの原因となってしまいます。空き家にする前に、売却を行うことをおすすめします。
内覧者に家のアピールポイントを直接伝えられる
住みながら売却を行えば内覧者に対して直接物件のアピールをすることができます。そうすることで買い主にとっても住んでからのイメージがわきやすく、購入意欲を上げることができます。物件自体のアピールだけなく、買い物や病院、学校や保育園、交通面など、住んでいたからこそわかる情報を提供することができます。
家に住みながら売却を進めるデメリット
家に住みながらに売却を進める際のデメリットはなんなのでしょうか。
内覧のために部屋をきれいに保たなくてはいけない
まず一番に内覧者を受け入れるため、部屋をきれいにしていなくてはなりません。内覧は急に予定がはいることもありますから、売却の機会を逃さないためにも常にきれいな状態を保つ必要があります。
とくに水回りは汚れや経年劣化が気になる箇所です。こまめに掃除を行い、生活感を感じるようなモノをごちゃごちゃと置かないようにすることがポイントです。
内覧の日程調整をしなければならない
売却までの期間は内覧を受け入れるために週末の予定を空けておかなければならなくなります。ですが、できるだけ多く内覧の機会を得ることが早期売却のカギになります。
家に住みながら売却をする上での注意点(コツ)
居住しながら売却を行う際のポイントをご紹介します。
内覧者が多くなる土日の予定を空けておく
スムーズな売却を行うためには、買主に対して柔軟に対応する必要があります。内覧希望者が現れた際すぐに対応できるよう休日の予定を空けておくとよいでしょう。
内覧時の掃除のポイント
内覧時に必ず目が行く箇所の掃除を特に念入りに行いましょう。特にキッチンや風呂場といった水回りは清潔にすることで印象がアップします。
また、家の印象を左右するものとして匂い対策も重要です。ペットを飼っている、タバコを吸う方は特に気を付けて、内覧の前には換気をする、芳香剤を置くなどをします。
内覧時は内覧者に丁寧に接する
内覧時には建物の印象が大切なことはもちろんですが、売主の印象も重要です。内覧者には丁寧に接しましょう。
また、内覧者に付いて回って説明をするなど、アピールをしすぎるのはプレッシャーを与えてしまいます。別室で待機するなどし、内覧者が質問をした際はすぐに対応できる状態にしておくとよいでしょう。
広告に写真を多く掲載する
内覧を成功させるだけでなく、内覧数を増やすことで早期売却が可能になります。広告に写真を豊富に掲載することにより、物件のイメージがつかめ、興味が高まり内覧の問い合わせを増やすことができます。これはご自身が普段ネットで買い物をする際にも思い当たるのではないでしょうか。
住みながら売却をするのに向いている人
- 引っ越しや仮住まいの費用を節約したい方
- 居住しながら内覧用に住居をきれいに保てる方
- 内覧者の希望に合わせてスケジュールを調整しやすい方
また、住みながら売却をするべき人を挙げるとすれば、売却を優先する「住宅ローンの残債がある人」「買い替え資金が必要な人」でしょう。
住みながらの売却はスケジュール管理が重要
住みながら売却を行うには内覧を多く受け入れられることが大切です。また、住み替えのためには引っ越しや引き渡しの日程調整をしなければなりません。どちらもスケジュール管理が肝心になりますから、しっかりサポートを行ってくれる不動産会社にお願いしましょう。
不動産売却は人生のなかで幾度もない経験です。どのようにすすめたらよいか迷うこともあるでしょう。しかし、不動産は売り手と買い手の同意によって成り立つものです。そんな際は自分が買い主の立場になって動いてみましょう。
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