戸建て・中古マンション・土地の情報TOPナカジツの「住まいのお役立ち情報」その他不動産買取とは?仲介との違いや「どっち」がいいか、メリットデメリットを解説

更新日:2025.06.10

不動産買取とは?仲介との違いや「どっち」がいいか、メリットデメリットを解説

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この記事のポイント

  • 不動産買取は、不動産会社が直接物件を買い取る形式で、短期間で現金化できるが、売却価格は相場より低くなる傾向がある
  • 売買仲介との違いは、スピード・価格・手間・責任範囲などにあり、自分の状況に応じて使い分ける必要がある
  • 買取を利用する際は、悪質業者との契約や価格の後出し変更などのトラブルを避けるため、複数社で比較検討することが重要

「不動産を売るには仲介と買取のどちらがいいの?」
「買取って安く買い叩かれるイメージがあるけど、実際はどうなんだろう?」

不動産を売却する際、売買仲介と買取という2つの手段があります。中でも不動産買取は、スピード重視で売却したいケースや、物件に事情がある場合に検討されることの多い方法です。

この記事では、不動産買取の基本的な仕組みや仲介との違い、メリット・デメリット、トラブル例までを整理して解説します。記事を読み終える頃には、買取の仕組みや特徴を正しく理解し、自分に合った売却方法を判断できるようになっているはずです。

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不動産買取とは

不動産の売却方法にはいくつか種類がありますが、「買取」はその中でもスピード感と確実性を重視した手法です。

まずは、不動産買取の基本と、買取保証・買取再販といった関連の仕組みについて見ていきましょう。

不動産買取とは不動産会社に直接不動産を売却すること

不動産買取とは、不動産会社が売主から物件を直接買い取る形式の取引です。一般的な売買仲介での売却のように第三者の買主を探す必要はなく、査定後に不動産会社が提示した金額に売主が同意すれば契約が成立します。

手続きがスムーズに進めば、1〜2週間程度で現金化できるケースもあり、急ぎの売却に向いています。価格は相場よりやや下がる傾向にありますが、その分、内覧対応や売却活動の手間を省ける点が特徴です。

不動産の買取保証とは

買取保証は、まず一定期間は仲介として市場に物件を出し、それでも売れなかった場合に、事前に取り決めた価格で不動産会社が買い取る仕組みです。

「できれば高く売りたいが、最終的には確実に処分したい」といったニーズに応える方法で、売却に期限があるケース(離婚、転勤、住み替えなど)でよく利用されます。

ナカジツでは買取保証付き仲介をお選びいただけます。最終的にはナカジツが買い取らせていただくため、売れるかどうかの不安を解消しながら計画的に進められます。

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不動産の買取再販とは

不動産会社が買取った物件を、リフォームやリノベーションなどを施したうえで再度販売するのが「買取再販」です。住宅の流通促進を目的に、多くの不動産会社が取り組んでいる事業形態です。

買取再販では、不動産会社がリフォーム費用や利益を差し引いたうえで価格を決めるため、再販のしやすさは買取価格に直接影響します。

買取と売買仲介の違い

買取と売買仲介のどちらを選ぶかによって、売却までのスピードや売却価格、手間のかかり方が大きく異なります。

以下の表で主な違いを確認しておきましょう。

買取と売買仲介の違い
比較項目 買取 売買仲介
売却スピード 早い(最短数日~1週間で現金化) 遅い(平均3カ月以上かかる)
売却価格 低め(市場価格の7割前後) 高め(市場価格ベース)
手間・対応 少ない(内見・広告・交渉不要) 多い(内見準備・日程調整・価格交渉など)
契約不適合責任 原則免除(※プロ相手のため) 負担あり(雨漏り、シロアリなど)
向いている人 早く確実に売りたい人 少し時間がかかっても高く売りたい人

不動産買取のメリット・デメリット

ここでは不動産買取のメリットとデメリットを解説します。

メリット

主なメリットは以下の5つです。

  • 仲介手数料がかからない
  • 短期間で現金化できる
  • 契約不適合責任が免除される
  • 周囲に知られず売却できる
  • 内覧やリフォームの対応が不要

仲介手数料がかからない

不動産会社が直接買主となるため、仲介手数料は発生しません。一般的な売買仲介での売却では「物件価格の3% + 6万円(税別)」が上限とされており、これが不要になる点は大きなメリットです。

短期間で現金化できる

買い手を探す必要がないため、契約から現金化までのスピードが非常に速いのが特徴です。離婚・相続・転勤など、早急な現金化を求めるケースでも対応しやすくなります。

契約不適合責任が免除される

売却後に物件の欠陥が見つかっても、買取の場合は基本的に売主がその責任を問われません。買主がプロの不動産会社であるため、建物の状態はあらかじめ織り込まれており、トラブルのリスクが軽減されます。

周囲に知られず売却できる

ポータルサイトやチラシへの掲載を行わないため、近隣住民に売却を知られることがありません。事情があって目立たせたくない人は安心して売却できます。

内覧やリフォームの対応が不要

売買仲介では複数の内覧や室内の清掃・リフォーム対応が求められますが、買取ではその必要がありません。居住中でも売却が進めやすく、負担が少ない方法といえます。

デメリット

主なデメリットは以下の3点です。

  • 市場価格より売却価格(買取価格)が安くなる
  • 買取できない物件もある
  • 対応する不動産会社が限られる

市場価格より売却価格(買取価格)が安くなる

一般的に、買取価格は売買仲介に比べて3割程度低くなります。業者が物件にリフォームを施し再販する前提のため、利益確保分が差し引かれる形になるからです。

買取できない物件もある

すべての物件が買取対象とは限りません。築年数が極端に古い、立地条件が悪いなど、再販が難しいと判断されれば、買取を断られる可能性もあります。

対応する不動産会社が限られる

不動産買取は不動産会社の資金力や再販ノウハウが求められるため、すべての会社が対応しているわけではありません。とくに中小規模の業者では、売買仲介専門で買取には対応していない場合もあります。

不動産買取の流れ・手順

不動産の買取は、売買仲介よりも手続きがシンプルでスピーディーに進みます。以下の表で、一般的な買取の流れと所要期間の目安を確認しておきましょう。

一般的な買取の流れと所要期間の目安
工程 内容 スケジュール感
1)査定依頼 不動産会社に査定を依頼し、買取価格の目安を把握する 即日〜数日
2)現地調査 物件の状態や立地を確認するための訪問調査 1日〜3日程度
3)買取価格の提示 査定結果に基づいて正式な買取価格が提示される 調査後すぐ〜数日以内
4)条件交渉・合意 売却時期や引渡し条件などについて双方で調整する 数日〜1週間程度
5)契約締結 売買契約を締結し、手付金を受け取る 1日
6)決済・引渡し 残代金の受け取りと同時に物件の引渡しを行う 契約から1〜2週間後が目安

なお、必要書類の準備状況や物件の条件によってスケジュールは前後することがありますが、売買仲介に比べると圧倒的に手間が少なく、スピーディーに現金化できるのが不動産買取の大きな特長です。

【一覧】不動産買取業者ランキング

不動産を「買取」で売却する場合、どの会社に依頼するかは非常に重要なポイントです。会社ごとに買取実績や得意な物件の種類、対応エリアに差があり、選ぶ相手によって査定価格や対応スピードに大きな違いが生じます。

以下は、2024年における主要な不動産買取再販事業者の「年間販売戸数ランキング(上位10社)」です。このランキングは、各社が買い取った中古物件を再販した実績に基づくもので、会社の規模感や取引の安心感を見極めるうえでの参考にしてください。

年間販売戸数ランキング(上位10社)
順位 社名 所在地 年間販売戸数(戸) 再販売上高(億円) 仕入れ戸数(戸)
1 カチタス 群馬県桐生市 5,535 876.4 5,378
2 レジデンシャル不動産 東京都足立区 1,885 362.0 2,013
3 リプライス 愛知県名古屋市 1,634 374.8 1,630
4 大京穴吹不動産 東京都渋谷区 1,428 561.5
5 スター・マイカ・ホールディングス 東京都港区 1,270 481.5 1,410
6 インテリックス 東京都渋谷区 1,146 322.6 947
7 ホームネット 東京都渋谷区 1,022 268.9 1,382
8 フジ住宅 大阪府岸和田市 1,016 248.8 861
9 長谷工リアルエステート 東京都港区 964
10 イーグランド 東京都千代田区 868 221.0 828

参照:【買取再販年間販売戸数ランキング2024】カチタスが1位維持、レジデンシャル不動産3位から2位に|リフォーム産業新聞

不動産買取でよくあるトラブル・注意点

不動産買取はスピード感や手続きの簡潔さが魅力ですが、事前に注意点を理解しておかないと、損をしたりトラブルに巻き込まれたりするリスクもあります。

ここでは、実際に起こりやすい事例を3つ紹介します。

査定後に買取価格が下げられる

契約直前や契約後に「屋根の劣化が想定以上だった」「埋設物の可能性がある」などと理由をつけて、最初に提示された査定価格よりも大幅に買取価格を下げられるケースがあります。

特に、他社より高い査定額を提示して契約を引き寄せた後に価格を下げる、いわゆる“二重査定”のような行為には注意が必要です。

査定時には現地調査の有無を確認し、詳細な根拠のある価格提示かどうかを見極めることが重要です。契約前には再査定の条件が契約書に記載されていないかもチェックしましょう。

強引な営業で契約を迫られる

「今決めていただければ◯万円上乗せします」「他社にはこの価格は出せません」など、即決をあおる営業トークで契約を急がせる業者もあります。なかには、売主の心理的不安や事情(相続・離婚・資金難など)につけ込み、検討の時間を与えずに書類へサインを促す手口も報告されています。

急かされても即決せず、他社との比較を前提に冷静に判断することが大切です。1社だけで決めず、最低でも2〜3社から相見積もりを取るのが基本です。

契約内容と実際の対応が違う

「リフォーム不要で売却できると聞いていたのに、引渡し後に修繕費を求められた」「売主負担の費用が事前説明と違っていた」といった、契約書と実務内容が食い違うケースも見受けられます。

こうしたトラブルは、口頭説明に頼りすぎたことが原因になっている場合が多く、書面での確認が不十分だったというケースが大半です。引渡し条件や費用負担、免責事項などは契約書に明記されているかを丁寧に確認し、不明点は必ず契約前に説明を受けましょう。弁護士や宅建士に目を通してもらうのもひとつの方法です。

悪質な不動産買取業者の特徴

不動産の買取では、高額な取引であるにもかかわらず契約を急がせたり、支払いに不安がある業者が存在します。こうした業者と取引してしまうと、あとからトラブルに発展するおそれもあります。

特に以下のような業者には要注意です。

  • 査定時点から契約を急かしてくる
  • 手付金の支払いがない、または極端に遅い
  • 査定後に価格を引き下げてくる(後出し値引き)

こうした業者を避けるには、複数社から査定を取り、金額だけでなく契約内容や対応の丁寧さも重視して比較検討することが大切です。

【状況・ニーズ別】売買仲介と買取どっちがいい?

不動産を売却する際、売買仲介と買取のどちらが自分に合っているか悩む方も多いのではないでしょうか。

この章では、よくある具体的な状況を例に、売買仲介と買取のどちらが適しているかを解説します。

すぐに現金化したい人は「買取」

相続や離婚、転勤などで早急に不動産を手放す必要がある場合は、買取のほうがスムーズです。一般的な仲介では売却完了まで数カ月かかることもありますが、買取であれば査定から契約・決済まで1~2週間程度で完了するケースもあります。

また、売却後の資金をすぐに使いたい場面(借金返済、別物件購入の資金繰りなど)でも、買取のスピード感は有利に働きます。時間的な余裕がない状況では、確実に売却できる方法として買取を選ぶのが現実的です。

室内の状態が悪い物件は「買取」

雨漏り、シロアリ被害、築年数の経過など、物件の状態が悪い場合は、売買仲介ではなかなか買い手がつかないことがあります。リフォームや修繕が必要な状態のままでは、内覧希望者が現れても成約に至らないことが多いため、売却までに時間もコストもかかってしまいます。

一方、買取業者であればそのままの状態で買い取ってくれるため、リフォーム費用をかけずに済みます。特に、手を加える余裕がない、あるいは遠方で現地対応が難しいケースでは、買取が合理的です。

できるだけ高く売りたい人は「売買仲介」

売却価格を優先したいなら、売買仲介が基本です。市場価格に近い価格で売却できる可能性があるため、買取よりも利益が出るケースが多くなります。もちろん、売却期間が読みにくいというデメリットはあるものの、多少時間がかかっても納得のいく価格で売却したい方には適しています。

特に立地や築年数に優れた物件であれば、購入希望者が見つかりやすく、条件の良い売却が実現しやすくなります。

まとめ

不動産を売却する際、「売買仲介」と「買取」のどちらを選ぶかは、ご自身の状況や目的によって変わります。時間をかけてでも高く売りたいのか、手間を省いてスピーディーに現金化したいのか、それぞれの特徴を正しく理解し、納得できる方法を選ぶことが大切です。

私たち不動産SHOP ナカジツでは、通常の売買仲介や即時買取だけでなく、「買取保証付き仲介」など柔軟な売却方法をご用意しています。「まだ売るか決めていない」「他社の話も聞いたうえで考えたい」といった段階からでも真摯に対応させていただきます。

年間の仲介件数は5,000件以上、査定依頼件数は34,000件以上ございますので、確かな実績と経験でおひとりおひとりがご納得できる売却活動をサポートいたします。

「まずは相談だけ」という方も大歓迎です。状況や希望に合わせた最適な売却プランをご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。

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