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不動産買取とは?仲介との違いや、メリットデメリット、向いている場合を解説

不動産買取とは?仲介との違いや、メリットデメリット、向いている場合を解説

掲載日:2023.06.21

この記事は1年以上更新されていません。内容が古くなっている可能性がありますのでご注意下さい。

今回は買取がテーマだよ!
(ナカジツの人:不動産・住宅のことに詳しい。)

カイトリってなに?トリ…?ぼくのことかな?
⋛⋋( ’Θ’)⋌⋚バサバサ
(チューカイくん:ナカジツのマスコットキャラクター。青い鳥。)

不動産業で言う「買取」とは、不動産業者が直接不動産を購入することを指すよ。「仲介」と比較されることが多いかな。

「仲介」は、不動産業者が一般の売却主と購入希望者を結びつけることだよね。「買取」って、なぜあるのかな?

不動産買取とは?

不動産売買業における「買取」とは、不動産会社や不動産業者が物件の所有者から直接不動産を買い取ることを指します。

買取では、不動産会社や不動産業者が物件の査定を行い、売買価格を提示します。物件所有者は提示された価格を受け入れるかどうかを判断し、受け入れる場合は契約が成立し、買い主である不動産会社に物件の所有権が移転します。

不動産の買取とは

「買取」と「仲介」との違いは?

先に説明したように、買取とは不動産業者が物件所有者から直接不動産を買い取ることを指します。

通常、一般的な不動産の売買では、物件所有者が不動産を売却し、購入希望者がそれを買い取る形式ですが、買取では不動産会社や業者が購入する側となります。その間を取り持つのが不動産会社であり、一般的に「売買仲介」と言います。

続いて「買取」と「仲介」の違いを詳しく説明します。

「即時買取」なら直ぐに現金化が可能

買取は、一般的に迅速な売却が必要である場合や、物件の所有者が手間や費用をかけずに不動産を売却したい場合に利用されます。例えば、相続や離婚などで急いで現金化が必要な場合や、物件のメンテナンスや修繕が負担になる場合などが該当します。

「買取保証」で一定期間は売却、その後買取

買取保証とは、まず仲介として物件を売りに出し、期限内に売却ができなかった場合にあらかじめ決めていた金額で不動産会社が買取を行うことを言います。

離婚や転勤など、売却の期限が決まっている場合に有効な手段と言えます。

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「買取」のメリット

メリット1:仲介手数料がかからない

不動産会社が直接買い取るため、仲介手数料が発生しません。不動産の売買仲介では物件価格の3%+6万円が仲介手数料の上限として定められています。

関連記事:仲介手数料とは?

メリット2:短期間で手放すことができ、現金化しやすい

仲介で売却を行う場合、購入希望者が現れるまで時間がかかることがあります。さらに、購入の申し込みがあってから決済まで1か月程度の期間が発生します。

メリット3:契約不適合責任が免除される

契約不適合責任とは、契約に適合しない引き渡しがあった場合に売り主が負う責任のことです。不動産においては、シロアリ被害などによる構造箇所の問題があった、雨漏りがする、土地に埋没物があった、などの契約書に書かれていない欠陥を指します。

不動産会社(業者)への売却であれば、相手は不動産のプロですから、その責任を免れることができるのです。

メリット4:周囲に知られず売却できる

仲介で売却を行う場合、不動産ポータルサイトやチラシなどに掲載され、近所の人に知られる可能性があります。買取であれば、周囲に知られず、スムーズに売却を行うことが可能です。

リット5:内覧やリフォームなどの対応が不要

売却する不動産に住みながら売却を行う場合、購入希望者からの内覧を受け入れる必要があります。スケジュールを合わせる、室内を綺麗に保つなど手間がかかる面がありますが、買取であれば内覧の対応も不要です。

また、物件が良く見えるようリフォームを行う手間や費用も掛かりません。

「買取」のデメリット

デメリット1:仲介よりも売却価格が安くなる

買取価格は仲介での売却金額よりも安くなり、一般的には7割程度と言われています。

不動産会社に買い取られた不動産はリフォームやメンテナンスを施し、再販を行います。その手間と費用、利益を載せて販売するため、市場価格よりも低い買取価格となってしまうのです。

デメリット2:買取できない物件もある

多少売却価格が低くなってもいいから、買取して欲しい!という場合もあるかもしれません。しかし、全ての物件において買取が可能なわけではないのです。

物件の状態や立地などで再販が難しいと判断されると買取ができない場合もあります。ですから、販売力がある企業ほど買取が可能になるとも言えるでしょう。

デメリット3:買取対応している不動産会社が少ない

不動産会社がすべて買取に対応しているわけではありません。不動産は高額ですから、資本力のある不動産会社でしか買取は難しいのです。

さらに、自社でリフォームを手掛けることでより付加価値をつけて売却することを可能にし、強みとしている会社もあります。

「仲介」と「買取」どちらを選べばよいの?

「買取」のメリットとデメリットをご紹介しましたが、今度はシチュエーション別に「仲介」と「買取」どちらが合っているのかを考えていきましょう。

仲介に向いている場合まとめ

  • 購入希望者が現れるまで待つことができる
  • 住宅ローンの返済が残っており、売却希望額が高い
  • 築浅、好立地など、十分魅力のある不動産である

買取に向いている場合まとめ

  • 即現金化したい(即時買取)
  • 期日までに必ず売却したい(買取保証)
  • 売却のことを周囲に知られたくない
  • 売却に費用や手間をかけたくない

買取にするか、仲介にするか。まずは売却物件の価値を知っておくこと。

仲介はじっくり、買取は素早く売却!だね。

まずは仲介で売り出して、期限を決めて買取にする『買取保証』もあります。ケースに合わせて選択してください。

まずは自ら、売却する物件の価格を調べてみて、納得できる金額かの判断材料としてみましょう。売り出し後、短い期間で何度も価格を下げては購入者の不信を買ってしまいます。仲介の場合、まずは適正価格で売却をスタートするとよいでしょう。

下部の関連記事で、購入と売却を同時に行う『住み替え』の流れについてもご紹介しています。ぜひご覧ください。

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